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タイトル |
今日の向こうは |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■横山惠子 [著・文・その他] ■仲田海人 [著・文・その他] ■やじろべえ [著・文・その他] ■南の島のきょうだい [著・文・その他] ■木村諭志 [著・文・その他]
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出版社 |
ペンコム |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1500円 |
シリーズ |
みんなねっとライブラリー |
ページ数 |
192p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-06-12 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784295409922 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
精神疾患を発症したきょうだいと、そのきょうだいが語る幼少期から大人になるまでの人生とこころの記録。4人の体験談。
みんなねっとライブラリーNo.5
姉は高校生の時に、突然こころを病み、その時私は中学生でした。
姉の面倒を見なければいけないとしか思い描けていなかった未来。
しかし、ほかのきょうだいが、きょうだい自身の人生を歩んでいることを知り、それだけが全てではないという思いに変わりました。(本書より)
私には3歳上の姉がいます。 「しっかり者でクラスのリーダー的存在」だった姉が発症したのは、姉が中学生、私が小学生の時でした。
きょうだいとして、将来を悲観した私が発したSOSは周囲の大人たちに届くことがなく、いつしか姉のことも含めて、我が家の問題は自分の手で解決しなければならないと思うようになっていました。(本書より)
精神疾患は15歳から35歳くらいの若い世代に多く、その先の長い将来に多大な影響を及ぼします。(『心の病気にかかる子どもたち』水野雅文・著、朝日新聞出版より)
きょうだいもまた、年が近いことも多く、発症したきょうだいから長期にわたって影響を受けることになります。
本書では、4人のきょうだいが、自身の人生とこころの記録を語ります。
【本書の特長】
1.きょうだいは……
・現在、つらい状況にあるきょうだいが、「精神疾患のあるきょうだいの特徴」を知ることができます。
・現在の自分の状況をあたりまえにせず、あきらめることなく、違った選択肢を知ることができます。
・家族の状況を自分自身で変えることができること、自分の人生を生きて良いことを知り、将来に希望をももてます。
2.家族は……
・「きょうだい」とどのように関わったらいいのかが理解できます。
3.支援者は……
・「きょうだい」の経験を理解し、安易にキーマンとしてきょうだいに頼らない支援を考えられるようになります。
・家族全体をまるごと支援する積極的な姿勢をもてます。
・専門的知識の常識を覆す体験的知識を知ることができます。
監修:公社 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
解説:横浜創英大学 看護学部 教授の横山 惠子さん
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目次 |
【目次】
『今日の向こうは』きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生
第1章 きょうだいの語り
そのとき、それまで、そして自分の未来
体験1 ● 仲田海人(執筆時20代、弟の立場)
きょうだいは親代わりではない 焦りを伴う先送りできない問題 私には3歳上の姉がいます。「しっかり者でクラスのリーダー的存在」だった姉が発症したのは、姉が中学生、私が小学生の時でした。きょうだいとして、将来を悲観した私が発したSOSは周囲の大人たちに届くことがなく、いつしか姉のことも含めて、我が家の問題は自分の手で解決しなければならないと思うようになっていました。
体験2 ● やじろべえ(執筆時40代、姉の立場)
思春期のこころの問題を置き去りにしないために。
きょうだい、家族、支援者に伝えたいこと 私には4歳違いの妹がいます。妹は32歳で発症し、警察に助けを求め入院するなどしましたが、今は本来の妹らしさを取り戻しています。私は妹の病気をきっかけに支援者となりました。公認心理師の資格を取得した後、現在は、自立訓練施設の生活支援員として福祉施設に勤務しています。
体験3 ● 南の島のきょうだい(執筆時20代 妹の立場)
自分自身や家族の中に病気に対する偏見がなければ、
姉の病気の悪化を防げたかもしれない 私には4歳上の姉がいます。姉は、20歳頃に統合失調症の診断を受けました。現在も投薬治療を行いながら、訪問看護を利用し病気と向き合って生活しています。入院時期を経て、就労移行支援事業所に通ったのち、現在は就職をして社会生活を送っています。
体験4 ● 木村諭志(執筆時30代、弟の立場)
周りの助けを借りて「自分の人生」を考えられた時
未来をつかんで歩んでいける力になった
私は、4歳年上の統合失調症の姉を持つ弟です。姉は高校生の時に発病し、その時、私は中学生でした。当時を振り返ることには慣れているとは言えませんが、今までの人生をライフサイクルに沿って振り返る中で、感じた思いを率直につづっていきたいと思います。
第2章 考察
きょうだいが語るきょうだいの精神疾患と私の人生
横山恵子(横浜創英大学 看護学部 教授)
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著者略歴(仲田海人) |
私には3歳上の姉がいます。「しっかり者でクラスのリーダー的存在」だった姉が精神疾患を発症したのは、姉が中学生、私が小学生の時でした。きょうだいとして、将来を悲観した私が発したSOSは周囲の大人たちに届くことがなく、いつしか姉のことも含めて、我が家の問題は自分の手で解決しなければならないと思うようになっていました。 |
著者略歴(やじろべえ) |
私には4歳違いの妹がいます。妹は32歳で精神疾患を発症し、警察に助けを求め入院するなどしましたが、今は本来の妹らしさを取り戻しています。私は妹の病気をきっかけに支援者となりました。公認心理師の資格を取得した後、現在は、自立訓練施設の生活支援員として福祉施設に勤務しています。 |
著者略歴(南の島のきょうだい) |
私には4歳上の姉がいます。姉は、20歳頃に統合失調症の診断を受けました。現在も投薬治療を行いながら、訪問看護を利用し病気と向き合って生活しています。入院時期を経て、就労移行支援事業所に通ったのち、現在は就職をして社会生活を送っています。 |
著者略歴(木村諭志) |
私は、4歳年上の統合失調症の姉を持つ弟です。姉は高校生の時に発病し、その時、私は中学生でした。当時を振り返ることには慣れているとは言えませんが、今までの人生をライフサイクルに沿って振り返る中で、感じた思いを率直につづっていきたいと思います。 |