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タイトル |
出会いと結婚 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■佐藤 博樹 [編集] ■石田 浩 [著・文・その他] ■石田 浩 [著・文・その他] ■石田 浩 [著・文・その他]
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出版社 |
勁草書房 |
レーベル |
格差の連鎖と若者 |
本体価格 (予定) |
2800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
248p
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Cコード |
3336 |
発売予定日 |
2019-04-16 |
ジャンル |
専門/全書・双書/社会 |
ISBN |
9784326648832 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
若者の結婚に関する希望は依然として強いものの、その希望の実現が難しい現実がある。未婚化の背景要因でもあるこの現実を読み解く。
若者の間の格差・不平等の現状はいかなるものなのか。格差はどの時点で生まれ、連鎖していくのか。本シリーズは10年近くに亘る追跡調査データを分析したものである。第1巻では学歴を取得する過程、学校から職場への移行、職業キャリアを、第2巻では未婚から既婚への移行と親役割の取得を、第3巻では意識や価値観変化を分析する。
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目次 |
シリーズ刊行のことば[石田 浩]
序章 出会いと結婚 佐藤博樹 1.「出会いと結婚」で取り上げる幾つかのテーマ 2.未婚化の進展を背景に結婚への関心の高まり 3.出会いと結婚──「出生動向基本調査」から 4.各章の分析で得られた幾つかの知見
第Ⅰ部 結婚意欲・交際そして結婚
第1章 結婚を阻む「壁」の在り処──結婚意識と配偶者選択[三輪 哲] 1.結婚意識から家族形成への道筋 2.JLPSデータからみえる婚姻・交際の状況 3.結婚についての意向と希望時期 4.結婚意欲の移行 5.配偶者選択基準の変化 6.すれ違う男女と主観的な結婚の「壁」
第2章 結婚への道のり──出会いから交際そして結婚へ[茂木 暁・石田 浩] 1.結婚への二つの移行過程 2.「交際への移行」 3.「交際から結婚への移行」 4.「交際への移行」の分析 5.「交際から結婚への移行」の分析(1) 6.「交際から結婚への移行」の分析(2) 7.結論と考察──「交際への移行」と「交際から結婚への移行」の違い
第3章 性別役割意識の変容──若年層の保守化と結婚意欲をめぐって[橋本摂子] 1.性別役割意識のアポリア 2.性別役割意識の変容 3.未婚者層における意識の変容と受容 4.意識の変容から「幸福」の多様化へ
第Ⅱ部 夫婦関係と出産・結婚満足度
第4章 既婚男性の働き方と就業環境──家事分担を規定するか[不破麻紀子] 1.日本の既婚男性の家事労働 2.男性の就業環境改善の取り組み 3.家事分担の規定要因 4.データと分析方法 5.既婚男性の家事は増えているか 6.考察──就業環境と既婚男性の家事 第5章 出生意欲は低下するのか[村上あかね] 1.依然として深刻な少子化 2.なぜ少子化になったのか 3.分析 4.出生意欲が低下するまえに
第6章 結婚をめぐる若者の意識──家族形成初期のジェンダー差に着目して[鈴木富美子・佐藤 香] 1.若者と結婚 2.家族形成をめぐる状況と意識の推移──第5波~第12波のデータから 3.30歳時(第12波)までの結婚した人としなかった人の違い 4.結婚へ移行した後の状況──結婚満足度を中心に 5.結婚の意味するもの──ジェンダーによる違い
終章 格差の連鎖・蓄積と家族形成[石田 浩] 1.はじめに 2.ライフコースの枠組 3.若年者の家族形成 4.格差の連鎖・蓄積と家族形成 5.おわりに
付録 分析に使用した調査票の設問一覧 索引 |
著者略歴(佐藤 博樹) |
佐藤 博樹(さとう ひろき) 1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在:中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)教授、東京大学名誉教授。主著:『ダイバーシティ経営と人材活用:多様な働き方を支援する企業の取り組み』(共編著)、東京大学出版会、2017年。『人材活用進化論』(単著)、日本経済新聞出版社、2012年。『ワーク・ライフ・バランスと働き方改革』(共編著)、勁草書房、2011年。 |
著者略歴(石田 浩) |
石田 浩(いしだ ひろし)
1954年生まれ.ハーバード大学大学院博士課程修了.Ph. D.(社会学).現在:東京大学社会科学研究所特別教授.主著:『人生の歩みを追跡する──東大社研パネル調査でみる現代日本社会』(2020,勁草書房,共編著)『少子高齢社会の階層構造1 人生初期の階層構造』(2021,東京大学出版会,共編著). |
著者略歴(石田 浩) |
石田 浩(いしだ ひろし)
1954年生まれ.ハーバード大学大学院博士課程修了.Ph. D.(社会学).現在:東京大学社会科学研究所特別教授.主著:『人生の歩みを追跡する──東大社研パネル調査でみる現代日本社会』(2020,勁草書房,共編著)『少子高齢社会の階層構造1 人生初期の階層構造』(2021,東京大学出版会,共編著). |
著者略歴(石田 浩) |
石田 浩(いしだ ひろし)
1954年生まれ.ハーバード大学大学院博士課程修了.Ph. D.(社会学).現在:東京大学社会科学研究所特別教授.主著:『人生の歩みを追跡する──東大社研パネル調査でみる現代日本社会』(2020,勁草書房,共編著)『少子高齢社会の階層構造1 人生初期の階層構造』(2021,東京大学出版会,共編著). |