『滝沢克己の現在 ~没後40周年記念論集 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
滝沢克己の現在 |
サブタイトル |
没後40周年記念論集 |
著者 [著者区分] | 滝沢克己 [著・文・その他]
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出版社 |
新教出版社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
358p
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Cコード |
1016 |
発売予定日 |
2024-05-16 |
ジャンル |
教養/単行本/キリスト教 |
ISBN |
9784400311003 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
滝沢が最晩年に欧州の神学界に問おうとした思想は、没後40年を経て今なお読む者を魅了し挑発し続ける。それに応答した14名の渾身の論考を収録する。
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目次 |
第一部 純粋神人学の可能性の現在 1 実践神人としての中村哲 佐藤 誠 2 滝沢神学の救済論的な可能性に関して 金 珍熙 3 危機にひらかれる自由の在処――滝沢克己のドストエフスキー論 石井砂母亜 4 私の所有を超えて――根源的私的所有批判としての滝沢哲学 鈴木一典 5 滝沢克己における「キリスト教と日本人」 水田 信 第二部 純粋神人学と神学の葛藤の現在 6 滝沢克己とカール・バルトの接点と相違点について 牧村元太郎 7 啓示の光の射程――啓示論をめぐる滝沢克己とカール・バルト 寺園喜基 8 間宗教的解釈学としてのバルト受容 S・ヘネッケ 9 滝沢神学における原型(Urbild)と模範(Vorbild) ――イエス・キリストのペルソナの分析における対概念 芝田豊彦 第三部 純粋神人学と哲学の現在 10 哲学との一つの真正な出会い方 黒田昭信 11 戦前の西田哲学批判の背景 前田 保 12 日本哲学史における滝沢克己の位置づけ 白井雅人 第四部 滝沢克己のインパクトの現在 13 九大反戦と滝沢思想――ファントムプレシンポに寄せて 堀内隆治 14 わからなさへの定位――最首悟と滝沢克己 丹波博紀 |
著者略歴(滝沢克己) |
1909-1984年。一高から東京帝大法学部に進んだが直ちに退学。九州帝国大学哲学科に転ず。卒業後、ボン大学でカール・バルトに師事。山口高等商業教授を経て九州大学教授となる。大学闘争では全共闘を支持して辞職。独自のインマヌエル思想を唱え、その影響は「滝沢神学」として国内はもとより海外にも及んだ。 |