『マリア=テレジア 下 ~「国母」の素顔 ~ 』の詳細情報

マリア=テレジア 下
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タイトル マリア=テレジア 下
サブタイトル 「国母」の素顔
著者 [著者区分]■バルバラ・シュトルベルク=リーリンガー [著・文・その他]
■山下 泰生 [翻訳]
■伊藤 惟 [翻訳]
■根本 峻瑠 [翻訳]
出版社 人文書院 レーベル
本体価格
(予定)
7500円 シリーズ
ページ数 442p Cコード 3022
発売予定日 2024-05-15 ジャンル 専門/単行本/外国歴史
ISBN 9784409511022 判型 A5
内容紹介
目次
口絵
凡例

第9章 王朝の資本
  若き紳士淑女/教育方針/政治の犠牲者/イサベラ・デ・パルマ/
  もう一人の犠牲者/神とファン・スヴィーテン

第10章 母と息子
  インスブルックでの死/国なき皇帝/啓蒙はいかにして宮廷にもたらされたのか/
  主導権争い/共同統治のジレンマ/《ポーランドケーキ》の分割

第11章 統治の宗教
  崇拝し、崇拝され/理性的な信仰/非同時性の同時性/国家教会政策/
  吸血鬼、奇跡の癒し手、暦作り/自由思想者とファッション哲学者

第12章 自国の内の異質なるもの
  統一と多様性/《不安と嫌悪》――ユダヤ人/《不治の疥癬持ちの羊》
  ――隠れプロテスタント/我らが善きトルコ人

第13章 臣 民
  我が忠実なる臣民/情報の洪水/勤勉と規律/新しい学校/正義と慈悲/
  ボヘミアでの反乱/最後の戦い

第14章 母権制の秋
  生への厭忌/分身マリー=クリスティーヌ/模範例/従順ならざる娘たち/
  ナポリのカロリーナ/パルマのアマリア/マリー=アントワネット/マクシミリアン
  /実家組/長旅にそぐわぬ天色

第15章 エピローグ
  君主の徳/統制社会神話/古色蒼然

謝辞
訳者あとがき
原註
略語一覧
著者略歴(バルバラ・シュトルベルク=リーリンガー)
【著者】バルバラ・シュトルベルク=リーリンガー/Barbara Stollberg-Rilinger
ドイツの歴史学者。1997年からミュンスター大学で近世史講座を担当し、2018年よりベルリン高等研究所の所長を務める。研究の主なフィールドは近世の神聖ローマ帝国史であり、象徴的・儀礼的コミュニケーションの観点から考察した研究を多く手掛けてきた。主な単著に“Vormünder des Volkes? Konzepte landständischer Repräsentation in der Spätphase des Alten Reiches”(1999年)、“Des Kaisers alte Kleider. Verfassungsgeschichte und Symbolsprache des Alten Reiches”(2008年)、“Die Aufklärung. Europa im 18. Jahrhundert”(2017年)、編著に“Tyrannen: Eine Geschichte von Caligula bis Putin”(2022年)がある。
著者略歴(山下 泰生)
【訳者】山下 泰生(やました・たいせい)
修士(文学・神戸大学)、博士(文学・神戸大学)。同志社大学グローバル地域文化学部嘱託講師。専門は18世紀ハプスブルク君主国における宮廷儀礼研究。著作に川成洋/菊池良生/佐竹謙一編『ハプスブルク事典』丸善出版、2023年(共著)、川成洋編『ハプスブルク家の歴史を知るための60 章』明石書店、2024年(刊行予定)。
著者略歴(伊藤 惟)
【訳者】伊藤 惟(いとう・ゆい)
修士(文学・名古屋大学)。名古屋大学ほか非常勤講師。専門はソルブ文学・ドイツ文学研究。著作に「『クラバート伝説』再創造が語る民族アイデンティティの葛藤」日本昔話学会『昔話―研究と資料―』第43 号、2015年。
著者略歴(根本 峻瑠)
【訳者】根本 峻瑠(ねもと・たける)
修士(文学・名古屋大学)、博士(学術・神戸大学)。専門は19 世紀ハプスブルク君主国における言語教育研究。著作にフランツ・ボアズ(前野佳彦編・監訳)『北米インディアンの神話文化』中央公論新社、2013年(共訳)、ションコイ・ガーボル、奥村弘、根本峻瑠、市原晋平、加藤明恵『ヨーロッパ文化遺産研究の最前線』神戸大学出版会、2023年(著・訳)、川成洋/菊池良生/佐竹謙一編『ハプスブルク事典』丸善出版、2023年(共著)。
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