『親子で哲学対話 ~10分からはじめる「本質を考える」レッスン ~ 』の詳細情報

親子で哲学対話
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タイトル 親子で哲学対話
サブタイトル 10分からはじめる「本質を考える」レッスン
著者 [著者区分]苫野 一徳 [著・文・その他]
出版社  大和書房 レーベル
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 0095
発売予定日 2024-05-18 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784479394303 判型 46
内容紹介
\待望の哲学対話の入門書/
  
アカデミックだけでなく、
世界中のエリート企業、教育現場で取り入れられている
「哲学対話」をご存知ですか?
AI時代の今こそ「本質を考える力」が必要とされています。
教育界牽引する哲学者が
自らの経験をもとに届ける「親子で哲学対話」。

きっかけは小4の娘の一言「わたし、学校やめる」。

親として哲学者として、そして教育学者として、
人生に悩む9歳の娘と向き合った時間を振り返りながら
「本質を考える」哲学対話の真髄を伝えます。

たった10分、子どもとの対話で
一生使える「思考力」が鍛えられます。
家庭でしかできないこと、
親にしかできない最高の教育です。
 
\親子でこの問いに答えてみる/
□仕返しは悪いこと?
□勉強するのはなんのため?
□よい社会とは?
□優しさって?
□神様の神様はだれ?
□友達ってなに?
□恥ずかしさとは?

子どもは親が思う以上に、悩んでいます。考えています。

 \哲学対話で何が得られる?/

「哲学対話」とは対話によって
「共通了解」を探すトレーニング。
ほかにもさまざまなメリットを実感できます。
 
□民主主義を経験できる
□自分を深く知ることができる
□コミュニケーション能力が高まる
□思考力が鍛えられる
□言語力が身につく
□本質を見抜く力がつく

たった10分、我が子に一生使える人生のスキルを贈りませんか?
目次
はじめにー9歳、人生に悩む
 きっかけ
 哲学対話で本質を問う
 思考や対話にはコツがある
 “そもそも”を問う
 まずは10分、はじめてみよう

第1章 本質観取って何? 哲学対話で「本質」を問う「本質」なんてあるの?
 カラスはほんとうに黒色か?
 「絶対」をめぐって戦うのはやめにしよう
 「みんなちがって、みんないい」のか?
 「わたしの確信」から考える
 それぞれの「確信」をもちより「共通了解」を見つける
 本質がわかれば、何をどう考えればいいかも見えてくる
 民主主義の成熟のために
 自分のことを深く知る

第2章 本質観取のやり方
 親子でできる哲学対話の実践方法
 0:前提の確認
 1:本質がわかるとどんないいことがある?
 2:さまざまな事例をあげる
 3:本質的なキーワードを見つける
 4:本質を言葉にする
 5:最初の問題意識に答える
 行きづまりを感じたら戻って考える

第3章 親子で哲学対話 本質をめぐる20の物語
 第1話 「幸せ」ってなんだ?
 第2話 人間の「愚かさ」について
 第3話 究極のテーマ「人間」とは何か?
 第4話 「よい政治」とは?
 第5話 「存在とは何か?」にせまる
 第6話 神さまの神さまはだれ?
 第7話 「信頼」って、なんだろう?
 第8話 道徳の授業で考える「思いやり」
 第9話 希望は、光
 第10話 ファッションと校則
 第11話 「愛」について
 第12話 我思う、ゆえに我あり
 第13話 「よい行い」って、なんだろう?
 第14話 「悲しい」と「くやしい」は何がちがう?
 第15話 法律って、なんだろう?
 第16話 「かわいい」って、なんだろう?
 第17話 「恥ずかしい」とは何か
 第18話 「恥ずかしい」とは何か2
 第19話 「大人」とは何か?
 第20話 本質を考えること

コラム①「親子で哲学対話」のはじめ方
コラム②「不登校」について思うこと
コラム③ 本質観取を体験してみよう
あとがき
著者略歴(苫野 一徳)
苫野一徳 (とまのいっとく)
1980年生まれ。哲学者。熊本大学准教授。博士(教育学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了後、早稲田大学教育・総合科学学術院助手、日本学術振興会特別研究員などを経て現職。専攻は哲学・教育学。
著書に、『「自由」はいかに可能か―社会構想のための哲学』(NHK出版)、『教育の力』(講談社)、『勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方』(日本評論社)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)、共著書に、『知識ゼロからの哲学入門』(幻冬舎)、『哲学書で読む 最強の哲学入門』(学研パブリッシング)など。DVDに「明日の教室DVDシリーズ『教育をテツガクする ~相互承認の感度を育む~』」(有限会社カヤ)などがある。
苫野一徳Blog: http://ittokutomano.blogspot.jp/
Twitter: @ittokutomano
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