『民事判例28 2023年後期』の詳細情報

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タイトル 民事判例28 2023年後期
サブタイトル
著者 [著者区分]現代民事判例研究会 [編集]
出版社 日本評論社 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 136p Cコード 3032
発売予定日 2024-06-19 ジャンル 専門/単行本/法律
ISBN 9784535002562 判型 B5
内容紹介
2023年7月~12月までに刊行された最高裁判所民事判例集、判例時報、判例タイムズなど主要判例集に掲載されたすべての民事裁判例、専門領域裁判例(環境裁判例、医事裁判例、労働裁判例、知財裁判例)を対象として、裁判例の動向と注目裁判例の注釈を行う。
目次
本号の対象裁判例について

第1部 最新民事裁判例の動向

取引裁判例の動向……酒巻修也
担保裁判例の動向……田髙寛貴
不動産裁判例の動向……野澤正充
不法行為裁判例の動向……田岡絵理子
家族裁判例の動向……神野礼斉

第2部 最新専門領域裁判例の動向

環境裁判例の動向……越智敏裕・桑原勇進
医事裁判例の動向……山口斉昭
労働裁判例の動向……今津幸子
知財裁判例の動向……城山康文

第3部 注目裁判例研究

取引1――
買主の性質錯誤における法律行為内容化判断と売主の追完機会の確保(東京地判令4・3・29)……野中貴弘

取引2――
破産管財人による別除権の被担保債権に係る債務の承認と時効の中断(最三決令5・2・1)……髙 秀成

担保――
建物建築の下請負人による敷地に対する留置権の主張の可否(大阪地判令5・1・19)……田髙寛貴

不動産――
他の土地へのガス管の設置が認められた事例――民法 213条の2が適用されるとどうなるか(東京地判令4・3・23)……秋山靖浩

不法行為1――
音楽教室における生徒の演奏の主体は音楽教室ではなく、音楽教室に対する演奏権侵害を理由とする不法行為等損害賠償請求権は存在しないとした事例(最一判令4・10・24)……杉山真一

不法行為2――
新聞社が記事において被疑者の住所を番まで公表した行為についてプライバシー侵害の違法性が否定された事例(東京高判令3・11・18)……岩川隆嗣

家族1――
子の連れ去りと不法行為責任(東京地判令4・3・25)……松久和彦

家族2――
子の引渡しにおける債務者の履行すべき義務と間接強制の可否(大阪高決令3・8・4)……稲垣朋子

環境――
神戸石炭火力訴訟民事第1審判決(神戸地判令5・3・20)……島村 健

医事――
デジタル証拠である電子カルテの改竄と証明力の立証(名古屋地判令4・3・11)……吉峯耕平

労働――
定年後再雇用者と正職員との労働条件の相違の不合理性――名古屋自動車学校事件(最一判令5・7・20)……大槻健介

知財――
音楽事務所と専属的マネジメント契約を締結していたグループのグループ名及びグループの各メンバーの肖像等が、専属的マネジメント契約終了後に当該音楽事務所が管理・運営するウェブサイトに掲載されていたことについて、各メンバーの肖像権及びパブリシティ権侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠償請求の一部を認めた事例(知財高判令5・9・13)……岩瀬ひとみ
著者略歴(現代民事判例研究会)
ゲンダイミンジハンレイケンキュウカイ
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