『統治の法としての憲法 ~初期アメリカ憲法学における憲法秩序の構想 ~ 』の詳細情報

No Image
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 統治の法としての憲法
サブタイトル 初期アメリカ憲法学における憲法秩序の構想
著者 [著者区分]大久保 優也 [著・文・その他]
出版社 日本評論社 レーベル
本体価格
(予定)
4800円 シリーズ
ページ数 288p Cコード 3032
発売予定日 2024-07-20 ジャンル 専門/単行本/法律
ISBN 9784535527867 判型 A5
内容紹介
最初期の著作や判例からアメリカ憲法学が目指した「憲法秩序」の構想を明らかにし、「統治の法」としての合衆国憲法の性格を提示。
目次
序章
 一 目的
 二 先行研究
 三 本研究の方法
第一章 コモン・ローと「法の科学」
 一 イングランドからアメリカにいたる法の「科学的」研究の流れ
 二 ストーリーにおける法の「科学的」研究とコモン・ロー
第二章 憲法の性質と憲法解釈の基礎
 一 植民地時代からのコモン・ロー継受のあり方
 二 合衆国憲法と社会契約理論:憲法の性質は何か
 三 憲法的紛争における最終的な判断権者、解釈権者は誰か 
 四 合衆国憲法の解釈のルールとは?
 五 ストーリーの憲法解釈論の意義 
 六 ストーリー、ケントの修正一条解釈と政治秩序
第三章 土地と統治
 一 ブラックストーン『イングランド法釈義』におけるreal propertyの中心性
 二 ケント、ストーリーにおける土地所有(landed property)と「商業」
第四章 金融と統治
 一 ジェファソンの国立銀行反対論とその憲法像
 二 ストーリーの『合衆国憲法釈義』における国立銀行論
第五章 商業と統治
 一 商事法と法人
 二 Charles River Bridge caseとストーリー
 三 Swift v. Tyson判決の位置づけ~政治経済史的文脈
 四 国際関係と憲法秩序
終章
 一 「最初期アメリカ憲法学」の「憲法秩序」の構想とは
 二 おわりに~憲法を支える公共性
著者略歴(大久保 優也)
大久保 優也(おおくぼ ゆうや)千葉商科大学政策情報学部准教授
他の書籍を検索する