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タイトル |
かなたのif |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■村上雅郁 [著・文・その他] ■げみ [イラスト]
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出版社 |
フレーベル館 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1500円 |
シリーズ |
フレーベル館 文学の森 |
ページ数 |
320p
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Cコード |
8093 |
発売予定日 |
2024-06-14 |
ジャンル |
児童/単行本/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784577052976 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
友だちのいない香奈多と、友だちをなくした瑚子。中1の夏、ふたりは、秘密の場所で出会った。瑚子がつむぐ夢渡りの黒いネコ、ドコカのお話。眠りの中で、いろいろな世界をおとずれるドコカは夢渡りのネコ。願いがかなう「虹のしずく」を探して、ひとりぼっちの誰かの前に現れる——香奈多はその物語を聞くなかで瑚子を知り、大切な友だちだと思うようになる。瑚子もまた香奈多と物語を分かち合う喜びを感じた。ある日、香奈多は信じがたい事実を同級生から突きつけられる。悩んだ末に、瑚子に会って自分の気持ちを伝えようとするが……。
物語をなぞるように重ねた「もしも」のはてで、ふたりが見つけた宝物とは――。
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目次 |
1 秘密の場所で出会った子 2 夢渡りの黒いネコ 3 幽霊少女は語る 旅路のはて――ドコカの物語のおわり 4 あるいは、『もしも』という名の世界 5 ほんとうのこと 6 虹のしずくが降る夜に きみといた夏のつづき |
著者略歴(村上雅郁) |
1991年生まれ。鎌倉市に育つ。2011年より本格的に児童文学の創作を始める。第2回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作『あの子の秘密』 (「ハロー・マイ・フレンド」改題)にてデビュー。2020年、同作で第49回児童文芸新人賞を受賞。2022年、『りぼんちゃん』で第1回高校生が選ぶ掛川文学賞を受賞。ほかの作品に『キャンドル』、『きみの話を聞かせてくれよ』(すべてフレーベル館刊行)。 |
著者略歴(げみ) |
イラストレーター。書籍の装画、企業広告などを制作。教科書「新しい国語」(東京書籍)、内閣府就学支援制度「学費のエール」、花王「めぐりズム」、伊藤園「お〜いお茶」、ポケモンカードゲームのイラストレーションなど。 著書に画集『夜の隙間に積もる雨』他乙女の本棚シリーズなど |