『大適応の始めかた ~気候危機のもうひとつの争点 ~ 』の詳細情報

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タイトル 大適応の始めかた
サブタイトル 気候危機のもうひとつの争点
著者 [著者区分]■モーガン・フィリップス [原著]
■齋藤慎子 [翻訳]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
3000円 シリーズ
ページ数 244p Cコード 0040
発売予定日 2024-06-05 ジャンル 一般/単行本/自然科学総記
ISBN 9784622097082 判型 46
内容紹介
気候危機の時代に避けがたい「適応」と、「気候の公正性」「自治」の3つをつなぐ格好の入門書。温室効果ガス削減の方法にも良し悪しがあるように、適応にも良い方法と悪い方法(「誤適応」maladapttion)がある。気候ジェントリフィケーションなど、筋悪な適応策と社会的不公正の連動がすでに始まっていて、幅広い議論と市民の監視が不可欠だ。世界各地の先行事例を通して適応の知識を高め、草の根の環境運動をエンパワーする書。
目次
はじめに

I 沈黙
1 嵐のあとの静けさ

II 適応
2 適応について議論すべき5つの理由
3 どこもかしこもエアコン完備
4 人工雪、ブドウ、銃、ダム
5 自然界における適応
6 友好者生存

III 変革
7 「いやもう大変ですよ、お先真っ暗です」
8 異なる未来、よりよい未来

IV さまざまなストーリー
9 〈安心のストーリー〉の力に抗う

おわりに――適応は避けられないが、誤適応は避けられる

あとがき

日本語版刊行に寄せて(茨城大学 田村誠)
参考文献
索引
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