『新版 ゲーム理論トレーニング』の詳細情報

新版 ゲーム理論トレーニング
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タイトル 新版 ゲーム理論トレーニング
サブタイトル
著者 [著者区分]逢沢 明 [著・文・その他]
出版社 かんき出版 レーベル
本体価格
(予定)
1700円 シリーズ
ページ数 296p Cコード 0030
発売予定日 2024-05-27 ジャンル 一般/単行本/社会科学総記
ISBN 9784761277413 判型 A5
内容紹介
本書は2003年3月に小社より刊行された『ゲーム理論トレーニング』に加筆・修正したものです。

パズル形式でゲーム理論を解き明かしたベストセラーの新版。交渉や売買、投資など、さまざまな分野に応用可能なゲーム理論の基礎を、初心者でも理解できるように極めてわかりやすくかみ砕いている。
注目すべきは、簡単なクイズを解くことで、ゲーム理論を徹底的に理解でき、応用する力が身につく点。株式投資や戦争、将棋、ピッチャーとバッターなどの例を通して、「ミニマックス戦略」や「囚人のジレンマ」「ナッシュの均衡」などを学ぶことができる。
著者がパズルの大家だけに、クイズの内容も興味深い。さらに、「豆知識」と称したコラムでは、ゲーム理論の歴史についても理解することができる。
目次
序章 頭を使えば「ゲーム」に勝てる
第1部 ゲーム理論の基礎
パート1「先読み」ができなければゲームに勝てない
パート2「負け」を減らして勝つミニマックス戦略
パート3 投資に勝つには「損失」に着目
パート4 日常にある「囚人のジレンマ」
パート5 ルールを変えて打開する
パート6 均衡を知り、均衡を打ち破る
パート7 形勢逆転の知的トリック
第2部 状況別のゲーム理論実践
パート8 男と女の恋愛マッチング
パート9 多数決の投票で逆転する
パート10 選挙と勢力争いゲーム
パート11 新規市場に参入して戦う法
パート12 分業と海外移転でデフレを制する
パート13 企業モラルで勝ち負けが暗転する
パート14 ゲームにまつわるモラルについて
著者略歴(逢沢 明)
京都大学大学院博士課程修了。京都大学を定年退職(情報学研究科)。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。情報数理、進化型知能、複雑系情報学の気鋭の研究者であり、かつ文明批評の論客として知られる。コンピューターのパターン認識性能を一挙に100倍に高める「進化型コンピューター」に挑戦するなど、本業での開発・研究は極めて創造性豊かである。クイズ・パズルを10万個集めたと言われるパズル博士ぶりは有名。官庁からは科学技術政策委員の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている。著者に、『21世紀の経済学』(小社刊)、『頭がよくなる数学パズル』シリーズ、『大人のクイズ』(いずれもPHP研究所)、『複雑系は、いつも複雑』(現代書館)、『転換期の情報社会』(講談社現代新書)、『コンピューター社会が崩壊する日』(光文社)など多数。
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