『本当は間違っている 育児と子どもの発達にまつわる50の迷信』の詳細情報

本当は間違っている 育児と子どもの発達にまつわる50の迷信
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タイトル 本当は間違っている 育児と子どもの発達にまつわる50の迷信
サブタイトル
著者 [著者区分]■スティーブン・ハップ [著・文・その他]
■ジェレミー・ジュエル [著・文・その他]
■佐藤 美幸 [監修]
■佐藤 寛 [監修]
出版社 金剛出版 レーベル
本体価格
(予定)
3400円 シリーズ
ページ数 252p Cコード 3011
発売予定日 2024-05-27 ジャンル 専門/単行本/心理(学)
ISBN 9784772420419 判型 A5
内容紹介
子育てにはさまざまな不安がつきまとう。いま、情報を集める手段は多岐に渡り、本当なのか嘘なのかがわからない事実もたくさんあるだろう。
ある情報が正しいかどうかを証明するためには途方もない手続きが必要となり、1つ1つの情報について、その真偽を確かめるわけにはいかない。

本書では、そのような情報について出来る限りデータに基づいて証明された正しい情報を掲載している。子育てには必ずしも科学やデータで割り切れないこともたくさん起こり得る。読み進めていく中で、読者の経験や、直感とは違う内容が書かれている箇所もあるだろう。しかし、1つの見方として、その事実を知ることであらゆるデタラメな情報から身を守ったり、逆に子育てに行き詰まったときの新しいアイデアを知るのにも、本書は役立つはずだ。
目次
まえがき
イントロダクション
第1章 はじまり
迷信1 双子はテレパシーでつながっていて,その起源は子宮にある?
迷信2 不妊症に悩むカップルは養子をもらうと妊娠しやすくなる
迷信3 妊婦の体つきをみれば胎児の性別がわかる
迷信4 すべての男児にはY染色体が1つしかない(そして,すべての女児はY染色体を持たない)
迷信5 アタッチメント・ペアレンティングは母子の絆を深める
迷信6 一卵性の双子は同じ遺伝子を持っている
迷信7 妊娠している女性は,その期間中に別の子どもを妊娠することはできない
迷信8 太陰暦で赤ちゃんの性別を予測することができる
迷信9 女の子の胎児は男の子の胎児よりも心拍が早い
迷信10 無痛分娩・和痛分娩には大きな問題がある
迷信11 満月の日は生まれる赤ちゃんが増える
迷信12 親が口移しで赤ちゃんに食べ物をあげても問題ない
第2章 体と心の成長
迷信13 夜中に赤ちゃんを泣いたままにさせると,発達に悪い影響がある
迷信14 糖分は子どもの多動症の原因になる
迷信15 歩行器を使うと早く歩けるようになる
迷信16 認知機能を刺激する映像を見せると赤ちゃんの知能が高くなる
迷信17 「赤ちゃん言葉」を使っていると普通に話せるようになるのが遅くなる
迷信18 自閉症診断の増加の原因はワクチンだった
迷信19 ADHDの治療薬がよく効く子どもはADHDである
迷信20 食事を残さず食べさせるようにすると,子どもの健康的な食生活が育まれる
迷信21 発達性読み書き障害の決定的な特徴は鏡文字を書くことである
迷信22 優れた学習プログラムを使えば,赤ちゃんでも字が読めるようになる
迷信23 教育キネシオロジーは子どもの学習を促進する
迷信24 ファシリテイテッド・コミュニケーションは,自閉症の子どもたちに有効である
迷信25 イルカ療法は特別な支援の必要な子どもの治療に有効である
第3章 感情と行動
迷信26 おねしょは深刻な情動問題のサインである
迷信27 子どものうつ病に使う抗うつ薬のほとんどは公的に承認されている
迷信28 絵を描くことは無意識の問題を明らかにするのに役立つ
迷信29 ほとんどの赤ちゃんには「魔の2歳児」の時期がある
迷信30 恐怖を実感させれば子どもは非行をしなくなる
迷信31 親はたいてい自分の子どもがうつ病になったかどうかを見分けることができる
迷信32 女の子は男の子よりもうつ病になりやすい
迷信33 子どもの不安を解消するためには,怖い思いをしないようにするのが最善である
迷信34 子どもが嘘をついていれば,大人はわかるものだ
迷信35 他の人が攻撃的になっているところを見ると子どもの攻撃欲求は解消される
迷信36 学校で起きる殺人事件は増えている
迷信37 薬物乱用予防教育(Drug Abuse Resistance Education:DARE)は薬物使用を防ぐのに有効である
第4章 社会・環境
迷信38 一人っ子はわがままで,甘えん坊で,社会的能力が低い
迷信39 親の離婚はほとんどの子どもの人生を破滅に導く
迷信40 罰を与えないようにすると,子どもを甘やかすことになる
迷信41 短いタイムアウトは実際の行動問題を減らす効果は薄い
迷信42 保育園に預けると親子間の愛着関係が損なわれる
迷信43 空想上の友達がいるのは,子どもの社会的・情動的問題のサインである
迷信44 出生順は子どものパーソナリティを強く予測する
迷信45 きょうだいげんかの最大の理由は親の愛情をめぐる対立である
迷信46 親子関係の問題は「だっこ療法」によって修復できる
迷信47 父親の方が母親よりも体罰を用いている
迷信48 ごほうびは増やそうと意図している望ましい行動を減らしてしまうことがある
迷信49 子どもの達成する能力はほめると失われてしまう
迷信50 私が子どもの頃,親は子どもに甘くなかった
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