『ポッタリ一つで海を越えて ~在日コリアンの生活誌 ~ 』の詳細情報

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タイトル ポッタリ一つで海を越えて
サブタイトル 在日コリアンの生活誌
著者 [著者区分]小泉和子 [著・文・その他]
出版社 合同出版 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 320p Cコード 0039
発売予定日 2024-06-05 ジャンル 一般/単行本/民族・風習
ISBN 9784772615662 判型 A5
内容紹介
生活の隅々に及ぶ植民地支配の構造、解放後も続く貧困や差別により生活難のなか、忍耐強く、ユーモアを失わず生き抜いてきた在日コリアンの「くらし」をインタビューや聞き書きをはじめとする貴重な資料から掘り起こす。
目次
はじめに
第1章 在日の人々はなぜ海を渡ったのか
第2章 ある在日朝鮮人家族の歴史:三重県桑名市の李秀渕一家
第3章 住まい:東京・川崎の集住地区とその実態
第4章 食生活 :ふるさとの味を求めて
第5章 衣生活:日本化の強制の中で
第6章 出産:無我夢中で乗り切った大仕事
第7章 婚礼・葬礼・祭祀:故郷の風習にできるだけ近づけて
第8章 娯楽:歌とチャンゴで心和むひととき
第9章 教育:母国語を取り返すために
第10章 職業:排除された場所でサバイバル
著者略歴(小泉和子)
1933年東京都出身。女子美術大学洋画科撰科終了。元京都女子大学教授。
専門は日本家具室内意匠史と生活史。前者では(財)家具の博物館理事(1972-81)、元有栖川宮別荘天鏡閣や小樽の旧日本郵船など全国の重要文化財建築の家具インテリアの修復・復元。2008年、家具道具室内史学会設立、会長に就任。後者では吉野ヶ里遺跡、江戸東京博物館などのくらし部門の展示計画を担当。昭和の庶民のくらしを後世に伝えるべく自宅(登録有形文化財小泉家住宅)を「NPO法人昭和のくらし博物館」として公開。
編著書に「家具と室内意匠の文化史」(法政大学出版局)「別冊太陽 和家具」(平凡社)「ちゃぶ台の昭和」「少女たちの昭和」「昭和のくらしと道具図鑑」(河出書房新社)「道具が語る生活史」「くらしの昭和史」(朝日新聞出版)など多数。
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