『ダークパターン ~人を欺くデザインの手口と対策 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
ダークパターン |
サブタイトル |
人を欺くデザインの手口と対策 |
著者 [著者区分] | ■ハリー・ブリヌル [著・文・その他] ■長谷川敦士 [監修] ■高瀬みどり [翻訳]
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出版社 |
ビー・エヌ・エヌ |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
288p
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Cコード |
3055 |
発売予定日 |
2024-05-28 |
ジャンル |
専門/単行本/電子通信 |
ISBN |
9784802512930 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
日常に潜む、 欺くためのデザイン 「いつまで経っても終わらない退会⼿続き」「すでにチェックされているチェックボックス」……誰しもが経験したことがある苛⽴ちは、わざとデザインされていた。
「ダークパターン(ディセプティブパターン)」の名付け親であるハリー・ブリヌルが、欧米のさまざまな事例を紐解きながらその全貌と、国を挙げての規制強化、今後の展望を解説していきます。
デジタル時代のクリーンなユーザー体験への手引きとなる一冊です。
日本語版解説・寄稿 長谷川敦士(株式会社コンセント代表/武蔵野美術大学造形構想学部教授) 水野祐(弁護士/シティライツ法律事務所)
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目次 |
第1章 人を欺くデザインとは 1 デザイン業界の専門用語 2 ディセプティブパターンの台頭 3 ホモ・エコノミクスからホモ・マニピュラブルへ
第2章 人を搾取するための戦略 1 知覚的脆弱性を利用する戦略 2 理解力の脆弱性を利用する戦略 3 意思決定の脆弱性を利用する戦略 4 思い込みを利用する戦略 5 消耗させプレッシャーを与える戦略 6 強制・ブロッキング戦略 7 感情的脆弱性を利用する戦略 8 依存症を利用する戦略 9 説得力と心理的操作の線引き
第3章 さまざまなディセプティブパターンの種類 1 マートゥール派の分類法 2 スニーキング(こっそり)型 3 アージェンシー(緊急)型 4 ミスディレクション(誘導)型 5 ソーシャルプルーフ(社会的証明)型 6 スケアシティ(希少性)型 7 オブストラクション(妨害)型 8 フォースドアクション(強制)型 9 相乗効果でさらに凶悪になるディセプティブパターン
第4章 ディセプティブパターンの弊害 1 個人への被害 2 社会的集団への被害 3 市場への被害
第5章 ディセプティブパターンを撲滅するために 1 失敗した試み 2 規制の重要性 3 EUにおける規制 4 アメリカにおける規制 5 取り締まりの障害となるもの
第6章 未来への歩み 1 EUで進む改革 2 アメリカで進む改革 3 AIと説得プロファイリングとシステム上のディセプティブパターン 4 テクノディストピア的な未来を危ぶむ 5 まとめ
エピローグ 著者について 注記
日本語版解説・寄稿 長谷川敦士 水野祐 |
著者略歴(ハリー・ブリヌル) |
ハリー・ブリヌル 2010年から、オンライン上でユーザーの弱みにつけこむために用いられるマニピュラティブ(人を操る)なテクニックやディセプティブ(人を欺く)なテクニックを研究し、光を当てることに力を注いできた。現在この研究分野において普及しているいくつもの用語を生み出した功績を持ち、ウェブサイト「deceptive.design」(旧darkpatterns.org)の創設者でもある。また、専門家証人として何件ものディセプティブパターンに関わる訴訟に協力している。ユーザーエクスペリエンスの専門家でもあり、Smart PensionやSpotify、ピアソン、HMRC(イギリスの歳入税関庁)、テレグラフ紙などに協力した。 |