『UX 実践者のためのプロダクトマネジメント入門』の詳細情報
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タイトル |
UX 実践者のためのプロダクトマネジメント入門 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■クリスチャン・クラムリッシュ [著・文・その他] ■及川卓也 [監修] ■ヤナガワ智予 [翻訳]
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出版社 |
ビー・エヌ・エヌ |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
256p
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Cコード |
3055 |
発売予定日 |
2024-05-28 |
ジャンル |
専門/単行本/電子通信 |
ISBN |
9784802512961 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
日本のプロダクト開発において、プロダクトマネジメントの重要性がより注目され、その需要は高まり続けています。プロダクトの継続的な成功にはプロダクトマネージャーの存在が欠かせませんが、現場ではまだまだプロダクトマネージャー不足なのが実態です。 UX 実践者として培ったユーザー重視の高い技術と能力は、優れたプロダクトマネジメントを行ううえでも必要不可欠なスキルであると言われています。本書は、それらのUX スキルを強みとして、どうPM の世界へ踏み出すか。実際にどういった仕事が待っているのか。PMの1日の過ごし方はどんな風か。プロダクト開発チームとより良い協働関係を築くにはどう振る舞えば良いかなどなど、「PM について知りたい」「PM になりたい」と考えたときに役立つ実践的なノウハウが詰まっています。プロダクトマネージャーへのキャリアチェンジを考えているUX 実践者(UX デザイナー、リサーチャー、エンジニア)、あるいはともに働くUX 担当者の能力をもっと伸ばしたいと考えるプロダクトマネージャーにとっても必読の一冊です。
★ UXの専門知識を持ち、技術やビジネスの側面からプロダクトを総合的に考えることができる人材はプロダクトマネジメントにおいて不可欠だ。本書は、UXからプロダクトマネジメントへのキャリア転身に興味を持つ方々の新たな可能性を探るため、そしてさらなる挑戦を進めるための実践的なガイドとなるであろう。 ー及川卓也 「監訳者まえがき」より
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目次 |
本書の使い方 よくある質問 監訳者まえがき|及川卓也 まえがき|マット・ルメイ はじめに
Chapter 1 プロダクトマネージャーとは、いったい何をする人か? プロダクトマネジメントとは、価値に責任を持つこと プロダクトマネージャーは、プロジェクトマネージャーにあらず プロダクトマネージャーは、プロダクトオーナーにあらず プロダクトマネージャーは、どこから来たのか? 優秀なプロダクトマネージャーに共通する、その他3つの特徴 つまり、PMとは何をする人? この章のまとめ
Chapter 2 プロダクトマネージャーになりたい? なぜプロダクトマネージャーに? 正当な理由は必要? でも実際、本当に何してるの? PMの典型的な1日 プロダクトマネージャーになりたくなくなってしまったら? この章のまとめ
Chapter 3 プロダクトマネジメントにも応用できるUXスキル PMはUXとどう違うのか UXスキル vs. プロダクトスキルのヒストグラム 情報アーキテクチャ リサーチを活用した高い顧客満足度の追求 反復デザインによる問題解決 影響力で導く プロダクトマネージャーは火星人 この章のまとめ
Chapter 4 エンジニアを束ねる エンジニアリングチームに足並みを揃えてもらうために あなたの「完了」の定義は? レトロスペクティブ(振り返り)でイテレーションのプロセスを改善 エンジニアから良い結果を引き出すためには 見積もりと交渉 この章のまとめ
Chapter 5 プロダクトマネジメントの本分は、ビジネスだ 持続可能な価値を築く 市場という観点から考える ターゲット市場を特定する プロダクトマーケットフィット(PMF)を見つける Go-to-Market戦略とは? 顧客への執着 ローンチ vs. 最適化 ビジネスのオペレーション面との関わり 財務的観点でのビジネススキル 企業間取引(BtoB)プロダクト この章のまとめ
Chapter 6 プロダクトアナリティクス:成長、エンゲージメント、リテンション データにどっぷり浸かる ファネルの最適化 グロースメトリクス(成長指標) AARRR! 海賊のごとくユーザー基盤を成長させる 注意すべき2つのこと この章のまとめ
Chapter 7 実験を通して仮説を検証する 実験は生活の一部 ビルド vs. フィックス vs. チューニング 仮説とは何か? 実験を提案し優先する ABテストの実施方法 検証実験はABテストだけにあらず この章のまとめ
Chapter 8 お金を得る 利益と損失 収益モデル 損益分岐点 収益のライフサイクル お金はプロダクトの素材の1つ この章のまとめ
Chapter 9 プロダクト/UXスペクトルにおける健全な協働関係の築き方 重複するスキルと区別すべきスキル 線引きはどこで? 良いチーム、悪いチーム、不愉快なチーム 組織図のどこに位置している? デザイナーではなくなるとき ハイブリッドでいこう 最強の友 この章のまとめ
Chapter 10 プロダクトロードマップと、「ノー」の伝え方 ロードマップを定義する 実現可能な水平線:Now-Next-Later プロダクト戦略 優先順位付け ロードマップにアイデアを追加し維持管理する 『損益分岐物語』のエピローグ 断り方の美学 この章のまとめ
Chapter 11 情報アーキテクトの責任者 プロダクトヘッドの成功の秘訣 ボスであれ チームのサービスをプロダクトとして組織内で販売する プロダクトチームを築く 自分のチームに投資する 誰かがリードしなければならないなら――あなたの出番では? この章のまとめ |
著者略歴(クリスチャン・クラムリッシュ) |
クリスチャン・クラムリッシュ Design in ProductのプロダクトおよびUXリーダーシップコンサルタントで、プロダクト/UXコミュニティも主催。現在はCOVID19.CA.GOVのプロダクトマネジメントを率い、カリフォルニア州のデジタルイノベーション局でGovTechプロダクトの開発・運営に関するコンサルティングを行っている。また、Code for AmericaとStarXのメンターであり、ローゼンフェルドメディアのエキスパート・ネットワークのフェローメンバーでもある。ニュージャージー州のプリンストン大学で哲学の学位を取得し、首席で卒業。 著書に、『超多忙御用達インターネット』(ソフトバンククリエイティブ刊、1996年)、『The Power of Many』、共著に『Designing Social Interfaces』がある。 |