『日本のTQC ~その再吟味と新展開 ~ 』の詳細情報

日本のTQC
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タイトル 日本のTQC
サブタイトル その再吟味と新展開
著者 [著者区分]木暮 正夫 [著・文・その他]
出版社 日科技連出版社 レーベル 名著復刻
本体価格
(予定)
9000円 シリーズ
ページ数 528p Cコード 3050
発売予定日 2024-06-28 ジャンル 専門/単行本/工学・工学総記
ISBN 9784817197986 判型 A5
内容紹介
【名著復刻 品質管理の原点回帰】
 戦後、日本に品質管理が誕生以来今日まで、品質管理とともに歩んだ著者が、今後企業が環境変化への強い適応力をもって新たな発展を遂げるために、日本のTQCの成長過程を顧みながらその本質や運営の諸システムを経営管理の視点から再吟味し、TQCの新展開-守りのQCから攻めのQCへーのあり方を示した画期的な著作である。
 特に、経営管理活動の中核を占めるトップ・部課長・スタッフらが行うTQC推進業務をソフト(管理)業務の品質管理として体系化し、さらにソフト(作業)業務を含むサービス産業をその範疇に入れて、この産業の品質管理の基礎とその方法も併せて具体的に展開している。
 これからTQCを導入・推進して成功させようとする企業の経営者・管理者・スタッフの方々はもとより、現に企業でTQCを推進中の多くの方々にも、自社を環境適応力のある企業に変身させるために本書をお薦めする。
 本書は、『日本のTQC』第3刷(1996年1月12日発行)を底本とし、複写して制作した書籍です。なお、本文中の表記や表現につきましては当時のままで掲載しています。
目次
 第1章 プロローグ
第I部 TQC概論
 第2章 TQCと日本
 第3章 TQCにおける品質と管理
第II部 ソフト領域における品質管理
 第4章 ソフト業務と品質管理
 第5章 ソフト業務品質管理のためのプロセスの編成
 第6章 部門別管理とその基礎
 第7章 方針の展開とその管理
 第8章 定常管理による業務の管理とその関連
 第9章 管理項目の設定とその管理
 第10章 機能別管理の原理と方法
第III部 サービス産業におけるTQCの基礎
 第11章 ソフト業務とサービス産業
 第12章 サービス産業の再吟味
 第13章 サービス産業におけるサービスとその機能
 第14章 サービス産業におけるサービスの品質とその管理
第IV部 TQCの成長と発展
 第15章 ソフト業務と品質保証
 第16章 社長診断
 第17章 TQCの導入・推進と技術移転
 第18章 TQCと戦略経営
 第19章 日本のTQCの将来
 第20章 エピローグ
著者略歴(木暮 正夫)
東京工業大学名誉教授。工学博士。
日本品質管理学会名誉会員、日本経営工学会名誉会員、アメリカ品質管理学会フェロー。
 1915年東京都に生まれる。
 1939年東京工業大学機械工学科卒業、日立精機株式会社、海軍技術科士官(短現)等を経て、1948年東京工業大学助教授。その頃から、誕生・揺籃期の日本の品質管理に関心を寄せ、品質管理の教育・研究・普及活動に従事。
 1952年デミング賞(本賞)受賞。1961年東京工業大学教授、1975年著書『工程能力の理論とその応用』で日経品質管理文献賞を受賞。1976年東京工業大学名誉教授。1976年~1979年広島大学教授、1979~1986年玉川大学教授、同客員教授を経て、1988年3月同大学停年退職。1988年本著で日経品質管理文献賞を受賞。
 その間、40年余引き続き品質管理を中心とする管理工学関連分野の教育・研究と産業界への導入・普及に尽力、一部は継続して現在に至る。最近の10数年は、特にサービス産業のTQCに関する理論と実際の両面に多大の興味を持ち、研究と普及に没頭。著書論文等多数。
 2000年逝去。
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