『原発フェイドアウト』の詳細情報

原発フェイドアウト
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タイトル 原発フェイドアウト
サブタイトル
著者 [著者区分]■筒井哲郎 [著・文・その他]
■筒井哲郎 [著・文・その他]
■筒井哲郎 [著・文・その他]
出版社 緑風出版 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0036
発売予定日 2019-07-24 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784846119133 判型 46
内容紹介
福島原発事故後、原発に対する人びとの見方は、着実に脱原発の方に向かっている。しかし原発事故の被災者の困難は解消されず、政府が無視すればするほど、原発の持つ根源的なリスクの深刻さがあらわになってきている。いま福島で進行しつつある施策は上辺を糊塗するにとどまり、将来に禍根を残すものである。そして、現政権は原発推進から方向転換する見識がない。
 私たちの社会で、民主的手続きを踏みつつ、合理的な選択を行うにはどうしたらよいのだろうか。プラント技術者の視点で原発の本質を考える。
目次
まえがき
第一章 筋道の通らない政策の寄せ集め
 第1節 あらわになった原発の衰勢
 第2節 虚構の上に立つ原発
 第3節 太陽光発電が原発を圧倒
 第4節 もんじゅ廃止とおねだり経済
第二章 原発再稼働計画の論理破綻
 第1節 火山リスクの予測と「社会通念」
 第2節 非常時における複雑な運転要求
 第3節 後付けのブローアウトパネル
 第4節 福島事故の未解明問題
第三章 原発の正体
 第1節 「核抑止力」という気味の悪い看板
 第2節 核廃棄物と千年・万年・十万年
 第3節 戦争も原発もいいとこどり
 第4節原発規制基準の限定的性格
第四章 事故サイト内外の後始末
 第1節 減容化施設による汚染物質のまき散らし
 第2節 木質バイオマス発電と森林除染
 第3節 トリチウム水の海洋放出
第五章 原発運用の組織と人間
 第1節 原子力規制と人格的信頼
 第2節 安全対策における「リソース有限論」
 第3節 法廷での証人尋問
 第4節 職業人の専門性と社会的使命
 第5節 専門家の自縄自縛
第六章 敗戦処理業務のガバナンス
 第1節 もんじゅの廃炉
 第2節 寄り合い組織のもたれ合い
 第3節 避難計画における情報と殿軍
 第4節 労働者被ばく線量データの分断と欠落
第七章 福島の今
 第1節 汚染測定と廃炉作業の研究所
 第2節 除染廃棄物処分場
 第3節 浜通りの町と学校
 第4節 〈希望の牧場〉と詩画集『見捨てられた牛』
 第5節 政策転換に向けて
初出一覧
あとがき
著者略歴(筒井哲郎)
1941年5月14日 石川県金沢市に生まれる。1964年 東京大学工学部機械工学科卒業。以来、千代田化工建設株式会社ほかエンジニアリング会社勤務。国内外の石油プラント、化学プラント、製鉄プラントなどの設計・建設に携わった。現在は、プラント技術者の会会員、原子力市民委員会委員、NPO APAST理事。
著書に『戦時下イラクの日本人技術者』三省堂、1985年。『原発は終わった』緑風出版、2017年。『今こそ原発の廃止を』カトリック中央協議会、2016年(共著)。『沿線住民は眠れない―京王線高架計画を地下化に』緑風出版、2018年(共著)訳書に『LNGの恐怖』亜紀書房、1981年(共訳)
著者略歴(筒井哲郎)
1941年5月14日 石川県金沢市に生まれる。1964年 東京大学工学部機械工学科卒業。以来、千代田化工建設株式会社ほかエンジニアリング会社勤務。国内外の石油プラント、化学プラント、製鉄プラントなどの設計・建設に携わった。現在は、プラント技術者の会会員、原子力市民委員会委員、NPO APAST理事。
著書に『戦時下イラクの日本人技術者』三省堂、1985年。『原発は終わった』緑風出版、2017年。『今こそ原発の廃止を』カトリック中央協議会、2016年(共著)。『沿線住民は眠れない―京王線高架計画を地下化に』緑風出版、2018年(共著)訳書に『LNGの恐怖』亜紀書房、1981年(共訳)
著者略歴(筒井哲郎)
1941年5月14日 石川県金沢市に生まれる。1964年 東京大学工学部機械工学科卒業。以来、千代田化工建設株式会社ほかエンジニアリング会社勤務。国内外の石油プラント、化学プラント、製鉄プラントなどの設計・建設に携わった。現在は、プラント技術者の会会員、原子力市民委員会委員、NPO APAST理事。
著書に『戦時下イラクの日本人技術者』三省堂、1985年。『原発は終わった』緑風出版、2017年。『今こそ原発の廃止を』カトリック中央協議会、2016年(共著)。『沿線住民は眠れない―京王線高架計画を地下化に』緑風出版、2018年(共著)訳書に『LNGの恐怖』亜紀書房、1981年(共訳)
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