『現代世界の呪術 ~文化人類学的探究 ~ 』の詳細情報

現代世界の呪術
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 現代世界の呪術
サブタイトル 文化人類学的探究
著者 [著者区分]■川田牧人 [編集]
■白川千尋 [編集]
■飯田卓 [編集]
■川田牧人 [編集]
■川田牧人 [編集]
出版社 春風社 レーベル
本体価格
(予定)
4500円 シリーズ
ページ数 480p Cコード 0039
発売予定日 2020-06-12 ジャンル 一般/単行本/民族・風習
ISBN 9784861106910 判型 A5
内容紹介
世界の様々な呪術の、コミュニケーションとしての側面や合理性を検討し、物質性や感覚という視角から呪術論をアップデートする論集。
目次
総論
序論 現代世界において呪術を問うこと(川田牧人)
第1章 偶然と必然を結ぶ妖術―アフリカにおける妖術的現実の存在様相(近藤英俊)

第Ⅰ部 多元的知識実践環境における合理性の再検討
第2章 呪術・宗教・科学を再考する―あるいは呪術における非合理性(中村 潔)
第3章 呪術が禁止されるとき―インドにおける合理主義運動がもたらす迷信としての呪術(松尾瑞穂)
第4章 カザフスタンにおける伝統医療とエムシ(治療者)の活動(藤本透子)
第5章 動物磁気術と催眠術の近代―科学と呪術のはざまにおける実践=知の誕生の素描(島薗洋介)

第Ⅱ部 呪術とコミュニケーション        
第6章 ベナンにおけるブードゥのメディア転回(田中正隆)
第7章 恐れを通じた干渉―ガーナ南部における挨拶、遊び、王権闘争(浜田明範)
第8章 すべてははじめからわかっていた―東南アジア大陸部山地民ラフの呪術と動物(片岡 樹)
第9章 「フェティッシュ」を飼い馴らす(中川 敏)

第Ⅲ部 感覚とマテリアリティの呪術論 
第10章 感覚・マテリアリティ・言葉―ヴァヌアツにおける邪術と科学の関係を起点として(白川千尋)
第11章 西欧近世の魔女信仰における感覚・実践・マテリアリティ(黒川正剛)
第12章 不可視を「見る」、不可解を「語る」―東北タイにおける呪術と感覚経験(津村文彦)
第13章 妖術師の生成するところ―ベナンの新宗教の実践における身体・情動・マテリアリティ(村津 蘭)
第14章 あるはずのないものへの疑念―北タイにおける呪術と情動(飯田淳子)
第15章 経験されざるものを知る―マダガスカル漁撈民ヴェズにおける霊と呪術のリアリティ(飯田 卓)

あとがき  (飯田卓・白川千尋)
著者略歴(川田牧人)
川田牧人(かわだ・まきと)成城大学文芸学部教授
著者略歴(白川千尋)
白川千尋(しらかわ・ちひろ)大阪大学大学院人間科学研究科教授
著者略歴(飯田卓)
飯田卓(いいだ・たく)国立民族学博物館人類文明誌研究部教授
著者略歴(川田牧人)
川田牧人(かわだ・まきと)成城大学文芸学部教授
著者略歴(川田牧人)
川田牧人(かわだ・まきと)成城大学文芸学部教授
他の書籍を検索する