『文学とアダプテーションII ~ヨーロッパの古典を読む ~ 』の詳細情報
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タイトル |
文学とアダプテーションII |
サブタイトル |
ヨーロッパの古典を読む |
著者 [著者区分] | ■小川公代 [編集] ■吉村和明 [編集] ■小川公代 [編集]
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出版社 |
春風社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
500p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2021-11-15 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784861107559 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
ヨーロッパの古典文学作品に焦点を当て、アダプテーションによって新しい魅力を持ちうることを明らかにする論集。
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目次 |
序論 ヨーロッパ古典文学を〈再訪〉する【小川公代】 第I部 総論 第1章 講演 ジェンダーの観点から読む世界文学―男たちが描いてきた女性像【沼野充義】 第2章 文学の映画化は「不純」なのか―ヨーロッパ映画におけるアダプテーション【渋谷哲也】 第3章 ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型―『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで【森田直子】 第II部 アダプテーション各論 第4章 『ジェイン・エア』のアダプテーション―フェミニズムとウルフの両性具有的視点【小川公代】 第5章 エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』【新井潤美】 第6章 生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで【南谷奉良】 第7章 コラボレーションとしての翻案―カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画再考【秦邦生】 第8章 ライシテの国のアンティゴネ―〈他者〉のゆくえ【伊達聖伸】 第9章 文化の受容と再生―ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって【吉村和明】 第10章 ヴィクトル・ユゴーと映画―怪物から聖人へ【野崎歓】 第11章 ミュンヒハウジアーデとアダプテーション―《驚嘆すべき》「ミュンヒハウゼン」ミームの変容について【眞鍋正紀】 第12章 タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』―ペストをのりこえて【堤康徳】 第13章 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』―重さと軽さの反転【阿部賢一】 第14章 ふたつの『クロイツェル・ソナタ』―トルストイとウグレシッチ【奥彩子】 第III部 アダプテーション制作者の立場から 第15章 私はアルゴリズムではない―カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する【ジョン・ウィリアムズ】 第16章 インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける〝貞節〟と〝裏切り〟【鴻巣友季子】 第17章 人類の成長と思春期―『オデュッセイア』の翻案演劇『終わりのない』解題【前川知大】 あとがき 原作とは別のところに行く/原作に立ち返る「アダプテーション」【吉村和明】 |
著者略歴(小川公代) |
上智大学外国語学部教授。専門は英文学。 |
著者略歴(吉村和明) |
上智大学名誉教授。専門はフランス文学。 |
著者略歴(小川公代) |
上智大学外国語学部教授。専門は英文学。 |