『ドイツ電力事業史 ~大規模集中か地域分散か ~ 』の詳細情報
Amazonで予約する
|
タイトル |
ドイツ電力事業史 |
サブタイトル |
大規模集中か地域分散か |
著者 [著者区分] | 千葉恒久 [著・文・その他]
|
出版社 |
現代人文社 |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
8000円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
492p
|
Cコード |
3036 |
発売予定日 |
2024-05-18 |
ジャンル |
専門/単行本/社会 |
ISBN |
9784877988623 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
ドイツでは石炭火力発電所や原子力発電所で大量に電力を作る事業スタイルが行き詰まり、地域を基盤とするシュタットヴェルケが躍動している。この地殻変動はなぜ起きたのか。電気時代の幕開けからウクライナ侵攻まで、ドイツの電力供給事業の移り変わりを膨大なエピソードから読み解く。
|
目次 |
はじめに 本書で使用する表記など 略号 関連年表 ドイツ地図
第1部 電力供給事業はいかに形成されたのか 1 シュタットヴェルケの誕生(1880年代~1910年代) 2 広域供給事業の台頭(1900年代~1910年代) 3 電力供給事業に触手を伸ばす国(1910年代) 4 神話の誕生(1910年代) 5 電力供給事業の戦争と平和(1920年代) 6 追い込まれる地域供給事業(1920年代) 7 独裁下の綱引き(1930年代~1945年) 8 再び回り始めた歯車(1945年~1960年代) 9 飼いならされた産業施設(1900年代~1960年代) 10 独占に切り込め(1960年代~1970年代) 11 電気はいかにして家庭に入り込んだのか
第2部 大規模供給事業を襲った変革の波 1 トレンドが消えた(1970年代~1980年代) 2 地域発の新しい風(1980年代) 3 自由化の真の狙い(1990年代〜2000年代) 4 視界なきピーク(2000年代) 5 巨人たちの転落(2010年代) 6 シュタットヴェルケのルネッサンス(2000年代〜2010年代) 7 ウクライナ侵攻(2020年代)
第3部 大規模集中か地域分散か 1 大規模供給事業の5つの弱点——大手電力会社はなぜ消えていくのか 2 シュタットヴェルケの原点 3 地域電力の存在意義 4 電力の地消を阻む壁
参考文献 あとがき |
著者略歴(千葉恒久) |
千葉恒久(ちば・つねひさ) 1962年生まれ。1989年弁護士登録。1996年ドイツ・フライブルク大学・外国法修士号取得(公法─環境法)。東京弁護士会所属。日本弁護士連合会公害環境特別委員会特別委嘱委員。気候変動問題や市民発電事業などに取り組む。著書に『再生可能エネルギーが社会を変える』(現代人文社、2013年)、共著に『世界の地球温暖化対策』(学芸出版社、2009年)などがある。 |