『まんじゅう屋繁盛記 ~塩瀬の650年 ~ 』の詳細情報

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タイトル まんじゅう屋繁盛記
サブタイトル 塩瀬の650年
著者 [著者区分]■川島 英子 [著・文・その他]
■川島 英子 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 180p Cコード 0095
発売予定日 2006-05-25 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784000021647 判型 46
内容紹介
日本で初めて饅頭を作った塩瀬の暖簾の歴史
目次
まえがき

第1章 運命との出会い~私のまんじゅう人生はここから~
 世にも不思議な祖先との出会い―すべての始まりは,墓参り/母から創業630余年の暖簾を託された25年前/母のくれた大切な言葉―悪ければ悪いように,良ければ良いように/両足院蔵の過去帳,家系図をもとにしてお墓の改修を

第2章 始祖・林浄因を巡る旅~碑建立と中国との交流~
 始祖・林浄因と林家一族の歴史/林浄因の来朝と和菓子の饅頭の誕生/禅師の死後,中国へ帰った林浄因―妻子との魂の邂逅を/“碑建立”のため,見えざる力が私を勇気づける/強い意志と多くの方の知恵によって許可が下りる/林浄因・妻子の魂とともに中国へ―「浄因碑」を杭州に建立/「浄因碑」を,林和靖の墓がある孤山に移転/日中の厳かなお経の大合唱/奈良・林神社の「饅頭祭り」と「顕彰祭」/司馬遼太郎と林浄因―国民的な人気作家が若き日に執筆された「饅頭伝来記」

第3章 私の「饅頭の歴史」探し
~「林家・南家」と「林家・北家」から「塩瀬」へ~
 私の話に,目を爛々とさせる小学生たち/最初のお客様は,お寺とお茶会―茶の湯の隆盛にのって繁盛する/応仁の乱で三河国・塩瀬村へ疎開―嵐山光三郎氏と巡った「謎学の旅」で/なぜ,疎開先が塩瀬村?/饅頭屋町の誕生/足利義政直筆の看板/“国盗り物語”の時代の塩瀬―信長,秀吉,家康の頃/“文化”を愛でた林宗二,宗味―『饅頭屋本節用集』と塩瀬帛紗をつくる

第4章 将軍のお膝元で商いを始めて~江戸時代,塩瀬のその後~
 宮中でも愛され続ける塩瀬の饅頭/大坂夏の陣,家康の危機一髪を救った塩瀬―林神社と家康の鎧兜/江戸へ向かった塩瀬,将軍家御用達になる/日本橋塩瀬をはじめ江戸三家,ともに栄える―江戸時代のガイドブックを垣間見る/一子相伝を曲げて,ぜひ!!―仙台藩主伊達家の菓子司,明石屋と玉屋/和菓子大店の主は賀茂真淵の弟子となる/名所日金山の十国峠へ/塩瀬九郎右衛門で京都塩瀬,絶える/江戸時代後期の塩瀬中興の祖,塩瀬五左衛門/当家に届いた塩瀬五左衛門の肖像画/江戸時代末期の御菓子業界事情と塩瀬/「暖簾は守らねば」,江戸最後の当主,池田徳兵衛

第5章 御菓子の神様と呼ばれた父,そして母
~和菓子の老舗として,宮内省御用達として~
 世の中は家庭が基礎,だから家庭教育はとても大切/饅頭の運命は波乱に満ちて―うら寂しい有楽町が変身を遂げる/「材料落とすな,割り守れ」―御菓子の神様が鬼になるとき,新たな活気が/宮内省御用達であった塩瀬総本家/塩瀬総本家主人監修の『素人菓子製造法』なる書籍/『女官物語』にみる明治・大正時代の塩瀬/大正日本画の若き俊英たちに愛されて/昭和時代の情景/「昭和そのとき」―戦争と天皇の御紋菓/老舗の暖簾を守った母の愛

第6章 日々創業の気持ちで暖簾を守る~感謝,感謝で心を鍛えて~
 悩んだ日々に悟ったこと―「無なる時,有を生ずる」/足利義政直筆の大看板と全国菓子大博覧会/挑戦! デパート出店物語/デパート出店から始まった塩瀬の業務改革/現場を知ってこそ―御菓子職人の暮らし/職人を愛し,怒り,そして育てる/和菓子のデザインとは/お稲荷様の祭りは,従業員への心からの「ありがとう」/塩瀬総本家の家訓/塩瀬のお茶室「浄心庵」の書について/私とともに塩瀬の道を歩んでくれた最愛の主人へ/書いてばかりいる私の日常/歌日記に詰まった,たくさんの気持ち/「感謝,感謝」で和菓子のことばかり考えて

付録/まんじゅう考―日本のお菓子のあゆみ
あとがき
参考文献
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