『外国語として出会う日本語』の詳細情報

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タイトル 外国語として出会う日本語
サブタイトル
著者 [著者区分]小林 ミナ [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル もっと知りたい!日本語(第II期)
本体価格
(予定)
1700円 シリーズ
ページ数 200p Cコード 0381
発売予定日 2007-02-27 ジャンル 一般/全書・双書/日本語
ISBN 9784000068390 判型 B6
内容紹介
日本語学習者の「間違い」の背後には何が?
目次
一 はじめに――「母語」ではなく「外国語」として


「母語」ではなく「外国語」として/日本語学習者の質問や誤用を手がかりに

二 「どうして「食べって」と言わないの」――説明は簡単じゃない
 
1 動詞のグループの見分け方
 
 
「くりこる」のテ形/動詞のグループ/テ形を作るルール/テ形を歌う/「活用」から「グループ」を考える/「グループ」から「活用」を考える
 
2 「正しい文」と「正しくない文」
 
 
「○」か「×」かを判断する/「×」の文を直す/「×」の理由を説明する/ネイティブだからできること/ネイティブでも簡単にはできないこと
 
3 「正しいけど,正しくない文」
 
 
「○」か「×」か「?」か/「○」がつけられない理由/「?」の理由/「文法性」と「容認可能性」

三 「そうですねえー,北京です」――文法は日々作られる
 
1 「そうですねえー,北京です」
 
 
会話授業の面接で/「そうですねえー」/意見を述べるとき,事実を答えるとき/考えているサイン/「「です」があるから丁寧です」
 
2 「よろしくお願いします」
 
 
「皆さん,どうぞよろしくお願いします」/「では,よろしくお願いします」/「あと,よろしく」/いつでも,どこでも「よろしく」?
 
3 「中国から来ました」
 
 
「どこから来たの?」/教科書の第一課/出身地を言うときは……/「~から来ました」/アメリカから来たのはいつ?/モデル会話の背後にあるもの
 
4 自分だけの文法

四 「先生,どうですか」――日本語にもお国柄
 
1 「先生,どうですか」
 
 
大学のキャンパスで/¿Qué tal?
 
2 「お金,ありますか」
 
 
「日本人は,よくお金の話をします」/「習慣ですか,あいさつですか」/「他にありますか」/「ハヒフヘホ」は「アイウエオ」/常識が働かなくなる!?/「日本語では直接的な表現は好まれない」/「ハサンと思います」
 
3 「一口,飲ませて」
 
 
「そばにいさせてください」/「ククスを食べさせて」/「ちょっとティッシュ使わせて」
 
4 「あっさりした和食」
 
 
一つの文でまとめて名乗る/〈制限用法〉と〈非制限用法〉/天ぷらは「あっさりした和食」?/子どもは何人?
 
5 母語によっても異なる日本語

五 「先生は若いし,……」――ことばの背後に潜む文化や価値観
 
1 「海外旅行といっても……」
 
 
予想を裏切る/「「……」と言っても」/「広いといっても全員は泊まれません」/「海外旅行といっても……」/「ハワイ」といえば……/何が「ふつう」か
 
2 「カレーも作れます!」
 
 
尺度を含意する「も」/「計算」のものさし/「携帯電話」のものさし/「日本の食べ物」のものさし/「料理」のものさし/まずは「ものさし」の共有から
 
3 「青山先生は若いし,……」
 
 
「~し」でつなげられるのは?/「若い先生」は好きですか/「狭いアパート」は?
 
4 ことばを教える,文化を教える

六 「今日はネコ暑いですね」――「わかりにくさ」を生みだすもの
 
1 「私の国にはこめかみがたくさんあります」
 
 
templeを辞書で調べたら……/英和辞書いろいろ
 
2 「今日はネコ暑いですね」
 
 
「虫暑い」/「虫」のムシでなく「蒸し暑い」のムシ/「メタ言語」と「対象言語」/ハルモエナ国にて/「の」は働き者/「メタ言語」でことばの世界が広がる
 
3 「母が怒って,ドアを蹴りました」
 
 
「Aて,B.」/「母が怒って」vs.「母に怒られて」/受身文が本領を発揮するとき/文脈が主語の解釈を助ける
 
4 「誤用」のコレクション

 
 
あとがき
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