『労働・貧困』の詳細情報

労働・貧困
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タイトル 労働・貧困
サブタイトル
著者 [著者区分]■北田 暁大 [編集]
■岸 政彦 [編集]
■筒井 淳也 [編集]
■丸山 里美 [編集]
■山根 純佳 [編集]
■太郎丸 博 [編集]
出版社 岩波書店 レーベル 岩波講座 社会学
本体価格
(予定)
3400円 シリーズ
ページ数 276p Cコード 0330
発売予定日 2024-10-31 ジャンル 一般/全書・双書/社会科学総記
ISBN 9784000114462 判型 A5
内容紹介
この20年、日本型雇用システムは変容し、貧困の可視化が進んだ。それに伴い関心が高まる「非正規雇用」「長時間労働」「ブラック企業」といった事象をとらえた画期となる論考を、量的・質的研究を問わず収録。「現実」の記述と「理想」の問い直しという基本を踏まえながら、様々な試みがなされた本分野の成果を見渡す。
目次
 刊行にあたって

 Ⅰ 労働と格差の構造

バイク便ライダーのエスノグラフィー──危険労働にはまる若者たち……………阿部真大

近年の若年労働問題の発生要因の考察──「若者の「使い捨て」が疑われる企業」の事例を中心に……………今野晴貴

非正規雇用の捕捉方法とその適用過程からみる日韓労働市場における格差……………有田 伸

正規/非正規雇用の賃金格差要因──日・韓・台の比較から……………太郎丸 博

失業リスクの趨勢分析──非正規雇用拡大の影響と規定構造の変化に注目して……………阪口祐介

日本の労働時間はなぜ減らないのか?──長時間労働の社会学的考察……………小野 浩

東アジアにおけるケアの外部化──市場化と社会化の観点から……………安里和晃

 Ⅱ 貧困のアクチュアリティ

野宿生活──「社会生活の拒否」という選択……………妻木進吾

「貧困家族であること」のリアリティ……………知念 渉

ローカルボクサーと貧困世界──マニラの事例から……………石岡丈昇

OVERVIEW
二〇〇〇年代以降の労働・貧困の社会学……………太郎丸 博/丸山里美
著者略歴(丸山 里美)
丸山里美(まるやま さとみ)
1976年生.京都大学大学院文学研究科准教授.社会福祉学,ジェンダー研究.『女性ホームレスとして生きる──貧困と排除の社会学[増補新装版]』(世界思想社),『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(共著,有斐閣)など.
著者略歴(太郎丸 博)
太郎丸 博(たろうまる ひろし)
1968年生.京都大学大学院文学研究科教授.社会階層論,数理社会学.『若年非正規雇用の社会学』(大阪大学出版会),『フリーターとニートの社会学』(編著,世界思想社)など.
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