『家族・親密圏』の詳細情報

家族・親密圏
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タイトル 家族・親密圏
サブタイトル
著者 [著者区分]■北田 暁大 [編集]
■岸 政彦 [編集]
■筒井 淳也 [編集]
■丸山 里美 [編集]
■山根 純佳 [編集]
■永田 夏来 [編集]
■松木 洋人 [編集]
出版社 岩波書店 レーベル 岩波講座 社会学
本体価格
(予定)
3400円 シリーズ
ページ数 280p Cコード 0330
発売予定日 2024-08-23 ジャンル 一般/全書・双書/社会科学総記
ISBN 9784000114509 判型 A5
内容紹介
誰もが同じような「家族」を経験する時代は終わった。一九九〇年前後に大きな転換を迎えた日本の家族社会学は、少子高齢化、「格差社会」「貧困」のインパクトにより、どのように深化・発展してきたか。結婚のありかた、家庭内ジェンダー不平等、家父長制意識、親子関係、子育て、介護など、多彩な切り口と方法論に基づく論考を収録。
目次
 刊行にあたって

未婚化の中で失われた結婚、存在感を増す結婚……………岩澤美帆

マクロレベルのジェンダー不平等と家事分担──二二カ国の比較分析……………不破麻紀子

高学歴が家父長制意識に及ぼす影響についての比較社会学……………伊達平和

データから読み解く成人の親子関係──居住形態と育児援助のあり方から……………施 利平

家族研究における量的調査研究のインパクト……………保田時男

人口学的条件と〈家族〉の実現性──多産多死の時代における〈家族〉の寿命……………中島満大

家族の近代と親密性の論理……………野田 潤

子育てひろばの和やかな雰囲気はどうつくられるのか──フィールドワークにもとづく会話分析から……………戸江哲理

介護家族による「特権的知識のクレイム」──誰が、相手の「本当の姿」を知っているのか?……………木下 衆

〈血縁〉の家族社会学──親子関係を分析する新たな枠組みの構築に向けて……………野辺陽子

家族福祉論の解体──家族/個人の政策単位論争を超えて……………久保田裕之

OVERVIEW
二一世紀における日本の家族社会学の展開とその課題……………松木洋人/永田夏来
著者略歴(筒井 淳也)
筒井淳也(つつい じゅんや)
1970年生.立命館大学産業社会学部教授.家族社会学,計量社会学.『仕事と家族──日本はなぜ働きづらく,産みにくいのか』(中公新書),『社会学──「非サイエンス」的な知の居場所』(岩波書店)など.
著者略歴(永田 夏来)
永田夏来(ながた なつき)
1973年生.兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授.家族社会学,ジェンダー研究.『入門 家族社会学』(松木洋人との共編著,新泉社),『生涯未婚時代』(イースト新書)など.
著者略歴(松木 洋人)
松木洋人(まつき ひろと)
1978年生.早稲田大学人間科学学術院教授.家族社会学.『子育て支援の社会学──社会化のジレンマと家族の変容』(新泉社),『基礎からわかる社会学研究法──具体例で学ぶ研究の進めかた』(共編著,ミネルヴァ書房)など.
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