『『失われた時を求めて』名文選』の詳細情報

『失われた時を求めて』名文選
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タイトル 『失われた時を求めて』名文選
サブタイトル
著者 [著者区分]■マルセル・プルースト [著・文・その他]
■吉川 一義 [翻訳]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 286p Cコード 0098
発売予定日 2024-09-10 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784000222464 判型 46
内容紹介
繊細複雑な文章と、その長さで文学史にそびえ立つ『失われた時を求めて』。岩波文庫版を全訳した編者が、生と死/愛と性/認識と忘却など、八つのテーマで選び抜いた断章は、あらすじを知らずとも、どの頁からでも気軽に楽しめる。人間と社会の深層をえぐる箴言と散文詩のような珠玉の文章には、世界の見方を一新する言葉が煌めく。
目次
 はじめに

 『失われた時を求めて』の全巻構成/主な登場人物/主な架空地名

Ⅰ 生と死
 人生とは
 眠り
 病気と医学
 老いと死
 来世

Ⅱ 家族と友人
 親子と夫婦
 人間の長所と短所
 友情
 噓

Ⅲ 愛と性
 恋の発端
 乙女たちへの憧れ
 恋するとは
 恋の対象
 性愛
 嫉妬
 愛の喪失と忘却
 同性愛(ソドムとゴモラ)

Ⅳ 社交界・戦争・先端技術
 社会・社交界
 政治・外交
 戦争
 電話・写真・乗り物

Ⅴ 花鳥風月
 天気と自然
 さまざまな花
 鳥

Ⅵ 音・匂い・名
 物音
 匂い
 美食の愉しみ
 名と夢想
 教会

Ⅶ 認識と忘却
 知覚とイメージ
 夢
 確信・想いこみ
 記憶
 忘却
 よみがえる過去
 無数の自我
 時間
 空間

Ⅷ 文学と芸術
 教養
 文学と作家
 芸術と芸術家
 読者
 批評

 おわりに
 図版一覧
著者略歴(マルセル・プルースト)
マルセル・プルースト
Marcel Proust 1971-1922 フランスの作家。全7編の長篇小説『失われた時を求めて』は、反リアリズムの手法と斬新な文体で人間と社会の深層を描き、20世紀の文学を革新した。
著者略歴(吉川 一義)
吉川 一義
1948年生。京都大学名誉教授。フランス文学。主な著訳書に『プルースト美術館』(筑摩書房)、『『失われた時を求めて』への招待』(岩波新書)、プルースト『失われた時を求めて』(全14巻、岩波文庫)など。
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