『釜ケ崎と福音 ~神は貧しく小さくされた者と共に ~ 』の詳細情報

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タイトル 釜ケ崎と福音
サブタイトル 神は貧しく小さくされた者と共に
著者 [著者区分]本田 哲郎 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
2600円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0016
発売予定日 2006-03-16 ジャンル 一般/単行本/キリスト教
ISBN 9784000224635 判型 46
内容紹介
釜ケ崎の20年―生きられた福音
目次
はじめに―― 一枚の絵

I  ある出会い
 痛みを知る人たちこそ/愛するよりも大切にすることを/よい子症候群のわたし/釜ケ崎でのある出会い/力は弱さの中にあってはたらく/福音は宗教を超えて/すべての谷は身を起こせ/痛みを共感,共有する/相手の立場に立てると思うな/聖書の中の「小さくされた者」/塵から,低みから/一杯の水

II 宗教を超えて福音を――聖書講義
一 貧しく小さくされた者の選び
 福音との出会い/宗教生活/キリストの体――パウロの視点/一致の秘訣/洗礼/申命記に見るイスラエル/原始教会の姿/「心の貧しい人」とはだれか/地の塩・世の光/寄留者アブラハム/十二弟子の派遣/低みに立つ

二 イエスとはだれか
 「わたしはある」/樫の木/主のしもべの歌/イエス像/ことば(ダバール)/「へりくだり」の差別性/誕生の秘密/大工の仕事/酒飲み/神は低みから/聖霊降臨/東方の三人の博士/悪霊のかしら/無学のイエス/わたしの身内/復活後のイエス/底辺の底辺に立つ者/イエスについてのたとえ話/福音のはたらき/救いとは何か/不正な管理人のたとえ

III いま,信頼してあゆみ始めるために
 いま最悪の国際情勢/危機的な国内情勢と社会問題/「良識的」といわれる人たちの,社会問題に対する誤ったスタンス/「良識的判断」の三つの誤り

一 真の平和,ほんとうの和解を求めて
 波風を立てることをきらう「平和主義者」たちの勘違い/対立,敵対を恐れずに,立場を鮮明にする/「対立」の三つのパターンを見きわめる/対立を社会構造的な視野でとらえる/敵対する人たちをも「大切にする」/富と権力の座から降りる手伝い――その一/富と権力の座,抑圧の仕組みそのものをなくすはたらき――その二

二 社会活動の霊性(スピリチユアリテイ)
 貧しく小さくされている人たちの願いの実現に連帯する/真の連帯への四つのステップ
 
第一のステップ――痛みの共感から救援活動へ
 「はらわたを突き動かされて」/痛みの共感を深めるために/行動の第一歩としての救援活動と生活の見直し
第二のステップ――救援活動の行きづまりから構造悪の認識へ
  「ほどこし」「わかちあい」の救援活動の限界/貧しく小さくされている人たち(貧困者)がいるのは「なぜか」を考える/湧き上がる「怒り」と霊性の危機感/聖書から「怒り」の大切さを学ぶ/二通りの「怒り」を識別する/痛みの共感による「怒り」は,そらしてはならない/怒りの矛先をどこに向けるか
第三のステップ――社会的・政治的行動へ
  問題の原因に迫る活動/貧しく小さくされた人たちのもつ知恵と力に気づく/貧しく小さくされている人たちから「学ぶ」必要を知る/聖書に記された人類救済の歴史に見る「神の選び」
第四のステップ――単純な「弱者賛美」から真の連帯へ
  貧しく小さくされた人たちを「美化」しない/抑圧された側に立つ人の,個人の資質にではなく,その感性に学ぶ/連帯して闘う
福音に信頼してあゆみを起こす

人権と共に人間の尊厳を大切に――むすびに代えて
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