『教養の歴史社会学 ~ドイツ市民社会と音楽 ~ 』の詳細情報

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タイトル 教養の歴史社会学
サブタイトル ドイツ市民社会と音楽
著者 [著者区分]■宮本 直美 [著・文・その他]
■宮本 直美 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
6600円 シリーズ
ページ数 380p Cコード 3036
発売予定日 2006-02-17 ジャンル 専門/単行本/社会
ISBN 9784000225472 判型 A5
内容紹介
ドイツ文化と社会の本質に迫る鮮やかな考察
目次
序章 ドイツの教養と音楽
 第1節 教養というキーワード――ドイツの市民社会
  (1) ニーチェの教養主義批判:ネガティヴな教養
  (2) ゲーテの教養小説:ポジティヴな教養
 第2節 聖域としての音楽
  (1) 自律性への信仰
  (2) 音楽史を読み直す

第1章 教養を求める人々
 第1節 市民のアイデンティティ――教養という希望
  (1) 教養市民層:「特有の道」論争から
  (2) 市民的文化への視線
  (3) 市民のアイデンティティ
  (4) 教養と国家
 第2節 大学教育は教養の証明か――資格と教養のずれ
  (1) 大学教育と官僚:資格社会論
  (2) 教養としての古典語:精神的貴族であるために
 第3節 教養とは何か――手の届かない理想
  (1) 教養の定義
   人格の修養
   結果ではなく過程
   市民性
   外面よりも内面
   非政治的であること
   公務員の二つの顔
  (2) 教養の曖昧さ

第2章 教養のアリバイ――アマチュア音楽活動
 第1節 教養の実践?――合唱運動
  (1) 合唱サークルの人気
  (2) 合唱の機能:日々の積み重ねと協調
 第2節 音楽祭の誕生――オラトリオ・ブーム
  (1) オラトリオの人気:失われたレパートリー
  (2) 新しい宗教
  (3) オラトリオと合唱
  (4) イベントとしての音楽祭
 第3節 教養の共同作業

第3章 目に見える教養――バッハ復興運動
 第1節 天才の構築――教養市民の代表者
  (1) バッハの復活と受容:《マタイ受難曲》の再演
  (2) 市民としてのバッハ
  (3) 国民的記念碑――具現化された教養
  (4) 過去の音楽を演奏するコンサート
 第2節 天才にひれ伏す市民――鑑賞作法の成立
  (1) 教養としての音楽聴:聴衆の誕生
  (2) 鑑賞作法が意味するもの
 第3節 教養の共同確認

第4章 音楽芸術の誕生――音楽批評から音楽学へ
 第1節 音楽を語り始める市民
 第2節 たどり着けないユートピア――音楽と教養
  (1) 最も純粋な音楽:器楽
  (2) 音楽と言語
 第3節 音楽を語る作法――音楽学への道
 第4節 不可侵な聖域としての音楽
  (1)音楽の語り方
   (1)形式論
   (2)作曲家論
  (2)音楽と大学
  (3)音楽の価値

第5章 音楽が暴く教養の正体
 第1節 音楽と教養
  キャノンと人格
  天才
  音楽の聴き方
  音楽の自律化
  純粋な音楽
 第2節 教養がドイツ市民社会にもたらしたもの
  逆説としての本質化
  教養の共同性
  理念としてのドイツ
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