『戦前・戦時日本の経済思想とナチズム』の詳細情報

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タイトル 戦前・戦時日本の経済思想とナチズム
サブタイトル
著者 [著者区分]柳澤 治 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
7800円 シリーズ
ページ数 400p Cコード 3033
発売予定日 2008-02-22 ジャンル 専門/単行本/経済・財政・統計
ISBN 9784000236751 判型 A5
内容紹介
日本の経済思想とナチズムの隠された関係
目次
はじめに


I 戦前日本の統制経済論と資本主義転換の認識
 ――ドイツ経済思想との関連で――
 
 一 統制経済論の二つの型
 二 統制経済論における資本主義認識
 三 ドイツの資本主義転化論の影響
 四 新体制としての統制経済制度と超株式会社の構想
 五 カルテル土台の「自主組織体」と「公益」の観点


II 戦前日本の所有・経営分離論とヨーロッパの経済思想
 ――営利主義批判と職能社会の構想――
 
 一 「資本と経営の分離」問題に関する先行研究
 二 営利主義批判と経営者・専門家の役割
 三 超株式会社論とラーテナウ,ケインズ,ゾンバルト
 四 ナチスの株式会社論
 五 革新官僚と資本・経営分離論
 小 括


III 戦前日本の先駆的なナチス経済体制分析
 ――ナチス政権掌握の時期――
 
 一 ナチス経済思想に対する民主主義的な批判的考察――我妻榮――
 二 ナチス経済思想の諸潮流の批判的分析――加田哲二――
 三 ナチス的統制経済の解明――長守善――
 小 括


IV 総力戦準備の経済体制の構想とナチスモデル
 ――日中戦争開始期――
 
 一 日満財政経済研究会の計画・構想とソ連モデル・ドイツモデル
 二 ドイツモデルの検討
 三 経済機構の組織化
 四 準戦経済・国防経済体制論とナチス・ドイツの国防経済論
 五 国防経済体制の日本的特質
 六 総力戦準備・統制経済の基準法としての国家総動員法


V 日本の「経済新体制」とナチス経済思想
 ――一九四〇年前後――
 
 一 経済新体制確立要綱とナチズム
 二 ナチス経済思想の特質
 三 ナチス経済思想への関心の広がり――「新体制」前夜――
 四 企画院・革新官僚とナチス政策思想
 五 財界のナチス・ドイツ認識と独自な受容
 六 指導者原理・公益優先原則と日本的伝統主義・天皇制イデオロギーとの結合


VI 「勤労新体制」とナチズム
 一 労働のナチス的組織化
 二 日本の労働新体制の特質
 三 ナチス国民労働秩序法に関する認識
 四 勤労新体制とナチス的労働観


VII ナチス・ドイツ認識と日本的特殊性
 ――経済学者の日独比較論――
 
 一 日本における「ヒトラー以後」的要素と
「ビスマルク前」的要素の結合――風早八十二――
 二 ナチス的社会国家論と日本的労働体制の特殊性――服部英太郎――
 三 ナチス的政策の共同体的中間層的性格――大河内一男と大塚久雄――
 四 日独異質論と日本的独自性の強調――難波田春夫――
 五 日本独自性論のナチス的共通性


VIII 戦時期日本における経済倫理の問題と西洋思想史研究
 ――大塚久雄・大河内一男を中心に――
 
 一 経済倫理の問題状況
 二 伝統主義的国体論的な経済倫理観――日本経済学――
 三 伝統主義・国体思想と経済革新との結合
 四 「倫理」と「論理」の問題
 五 大塚久雄における経済倫理の問題


 あとがき
 人名索引
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