『中国古代の田制と邑制』の詳細情報

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タイトル 中国古代の田制と邑制
サブタイトル
著者 [著者区分]佐竹 靖彦 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
12000円 シリーズ
ページ数 536p Cコード 3022
発売予定日 2006-04-26 ジャンル 専門/単行本/外国歴史
ISBN 9784000238342 判型 A5
内容紹介
中国古代国家の土地支配と集落形成の論理
目次
 序章

第Ⅰ部 中国古代の田制

 第一章 藉田新考
  はじめに
  一 詩経農事詩の理解をめぐって
  二 詩経農事詩に見られる農業形態
  三 周王朝の崩壊と藉田儀礼
  おわりに
 第二章 商鞅田制考証
  はじめに
  一 商鞅田制における耕区の設定
   1 田制の理念の構築
   2 田制の形態と面積
  二 商鞅田制における耕地と休耕地
   1 轅田制度の設定
   2 轅田制度の展開
  三 商鞅田制の生産力的基盤
  おわりに
 第三章 漢代田制考証
  はじめに
  一 漢代における二重畝制について
  二 漢代の田租徴収率と田租徴収の基礎
   1 田租徴収率の変動とその意味
   2 田租徴収の基礎とその変化
  三 代田法における新耕区の設定
  おわりに
 第四章 中国古代地割の形態的研究――井田地割,阡陌地割,代田地割――
  はじめに
  一 陝西地方における規則的地割の成立と展開
   1 Frank Leeming氏の研究の特色とその貢献
   2 陝西地方における阡陌制度と帯状地割
   3 漢代の墓券から推測される農道と耕地の状況
   4 亭部と阡陌制度
  二 関中平野の地形と地割の相関
   1 商鞅による阡陌地割の実際の寸法
   2 関中平野の農道体系の実際の寸法
   3 阡陌制度における帯状地割の方向の問題
  三 代用地割の特質――阡陌地割変質の起点
   1 Frank Leeming氏の代田地割の理解とその問題点
   2 代田法の地割の特質
   3 代田地割の行方――屯田地割から均田地割へ
  おわりに
 第五章 井田制から商鞅田制へ――あるいは集落から領域へ――
  はじめに
  一 関中盆地の自然的条件
  二 聚落単位の農耕制度としての井田制度
  三 商鞅田制における阡陌制度――国家的名有制度の成立
   1 阡陌制度下の農業生産=漢書食貨志における制
   2 所謂周制の提封学説と商鞅田制における領域的編成の成立
  おわりに――耕地の共同体的編成から国家的編成へ
 第六章 魏晋南北朝隋唐期吐魯番田制
  はじめに
  一 吐魯番地域史研究の基本的課題
  二 今後の研究の前提
   1 地域史研究の視角をもつ日本の諸業績
   2 中国における研究
   3 中国における実地調査
  三 吐魯番田制の基礎としての用水と田地区画
   1 畝間灌漑
   2 吐魯番における田地区画
  おわりに

第Ⅱ部 中国古代の邑制

 第一章 春秋期の城郭都市と亭の淵源
  はじめに
  一 続漢書郡国志に収録された歴史的地名の分布
  二 秦地における亭の制度の淵源
  三 中原における亭の制度の淵源
  四 西方諸族による東方進出の前線における都市国家群
  五 都市の考古学的遺跡の分布の問題
  おわりに
 第二章 中原の辺境としての陳蔡地方の亭
  はじめに
  一 楚国と中原諸国の抗争の概観
  二 「江黄遠国」=中原の亭の淵源
  三 考古学的遺跡から見た城郭都市の亭的性格
  おわりに
 第三章 県郷亭里制度考証
  はじめに――仮托と考証
  一 基本的史料と学説史の展開
  二 亭部の構造――地域編成
  三 亭部の構造――聚落編成
  四 十進法的行政編成原理について
  五 井田法の観念の構造と展開
  六 張家山漢簡における郷部と田部
  おわりに
 第四章 春秋時代から戦国時代へ――領域編成の問題――
  はじめに
  一 春秋期から戦国期にかけての領域編成への動き
  二 広領域編成の定点としての秦地の亭
  三 天下という観念の誕生とその意味
  四 戦国時代における「方幾里」の観念の流行
  五 「方幾里」という思考の本質=蘇秦,張儀の言説の検討
  おわりに
 第五章 所謂郡界刻石と漢代の領域編成
  はじめに
  一 連雲港東西連島の境域界石
  二 尹湾簡牘における領域の問題
  三 再び匡衡伝について
  おわりに
 第六章 漢代の亭長と亭卒
  はじめに
  一 亭長の所属
  二 亭長と校長
  三 亭父とその職責
  四 求盗とその職務
  五 秦漢の亭をめぐる断片的検討
   1 秦地の亭の立地条件
   2 所謂王莽の亭制改革について
  おわりに

 終章

 付録 続漢書郡国志における古地名の分布とその州郡別密度
 あとがき
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