『摂関政治 ~古代の終焉か,中世の開幕か ~ 』の詳細情報

摂関政治
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タイトル 摂関政治
サブタイトル 古代の終焉か,中世の開幕か
著者 [著者区分]■吉村 武彦 [著・文・その他]
■吉川 真司 [著・文・その他]
■川尻 秋生 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル シリーズ 古代史をひらくⅡ
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 366p Cコード 0321
発売予定日 2024-12-02 ジャンル 一般/全書・双書/日本歴史
ISBN 9784000286404 判型 46
内容紹介
〈道長の世〉とイメージされる摂関政治は、「改修された古代政治の到達点」か、「中世的ネットワーク政治の出発点」か? キサキや女房、受領、文人、また同時代の高麗史も視野に、古記録に加えて王朝文学なども活用しつつ、最前線の議論をわかりやすく提示。歴史を考える面白さが詰まった、今後の新たな研究の礎となる一冊。
目次
 刊行にあたって

〈摂関政治〉を考える……………吉川真司

古代政治としての摂関政治……………大津 透

中世政治としての摂関政治……………告井幸男

「后」たちと女房文学……………山本淳子

受領の支配と奉仕……………小原嘉記

高麗前期の統治体制の変容と対外関係……………豊島悠果

《個別テーマをひらく》
内裏という政治空間――内侍所を中心に……………岸 泰子

《個別テーマをひらく》
文人たちの生存戦略……………鈴木 蒼

座談会 摂関期は古代か中世か
 (吉川真司、大津透、告井幸男、山本淳子、小原嘉記、豊島悠果、川尻秋生)

 天皇・母后・摂関年表
 摂関政治期年表
著者略歴(吉村 武彦)
吉村武彦(よしむら・たけひこ)
1945年生.明治大学名誉教授.日本古代史.著書に『日本古代の社会と国家』『日本古代国家形成史の研究』(以上,岩波書店),『ヤマト王権』『大化改新を考える』(以上,岩波新書)など.
著者略歴(吉川 真司)
吉川真司(よしかわ・しんじ)
1960年生.京都大学名誉教授.日本古代史.著書に『律令官僚制の研究』(塙書房),『律令体制史研究』(岩波書店),『天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京』(講談社),『飛鳥の都』(岩波新書)など.
著者略歴(川尻 秋生)
川尻秋生(かわじり・あきお)
1961年生.早稲田大学教授.日本古代史.著書に『古代東国史の基礎的研究』(塙書房),『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館),『平安京遷都』(岩波新書),『古代の東国2 坂東の成立』(吉川弘文館)など.
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