『食虫植物 ~進化の迷宮をゆく ~ 』の詳細情報

食虫植物
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タイトル 食虫植物
サブタイトル 進化の迷宮をゆく
著者 [著者区分]■福島 健児 [著・文・その他]
■福島 健児 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ 岩波科学ライブラリー
ページ数 174p Cコード 0345
発売予定日 2022-03-18 ジャンル 一般/全書・双書/生物学
ISBN 9784000297103 判型 B6
内容紹介
植物なのに肉食なんて! しかしその特殊能力のわりに、食虫植物はいつだってマイナーな存在だ。その深い深い理由とは。ベジタリアンもいるの? あの妙な形や「胃腸」はどこから……? ウツボカズラから食虫木まで何でもござれ。気鋭の研究者の道案内で、謎に満ちた進化の迷宮を探険し、その妖しい魅力に心ゆくまで囚われよう。
目次
まえがき

1 食虫植物とはなにか?――当落線上にそよぐ食虫木
食虫木ロリデュラ/消化できない食虫木/吸収できない食虫木?/木心あれば虫心/割れた石畳/食虫植物の当落線

2 食虫植物の猟具
電気仕掛けのトラバサミ/食事の時間/光り輝くトリモチ/棚・棚七五秒の投石機/権謀術数を尽くした落とし穴/自動減圧スポイト/螺旋迷路のウナギ筒
  コラム●麻酔で眠るハエトリソウ
  コラム●フタなし落とし穴の雨対策

3 食虫植物の偏食――虫食う草も好き好き
食わず女房になったウツボカズラ/ベジタリアンになったウツボカズラ/トイレになったウツボカズラ/トイレ付きワンルームになったウツボカズラ/食虫植物は人類を襲うか?
  コラム●食虫植物の胃腸

4 食虫植物の葛藤
食事と日光浴のパラドックス/横溝正史の食虫蘭/食事と送粉のパラドックス/食べながら食べられる/食虫植物の裏をかく生き物たち
  コラム●落とし穴の住み込み従業員
  コラム●花茎で罠を作る食虫植物の発見

5 それでも虫を食べる意味とは?
モウセンゴケの狂人/父ダーウィンの失敗/息子ダーウィンの成功/食虫植物を生み出す環境/ギアナ高地の貯水槽/着生性は激レア/息子ダーウィンが見逃したもの/季節労働の理由/食虫植物の費用対効果論

6 食虫植物はなぜ「似てしまう」のか
食虫植物の祖先はひとつ?/DNAが暴いた他人の空似/人を惑わす収斂進化/進化は繰り返す/分子収斂――DNAの空似/尾根筋をたどる進化/普通の植物が「消化酵素」をもつ理由

7 複雑精緻な進化の謎
サルが綴ったシェイクスピア/虫を捕らえるジャガイモ――「使い回し」仮説/消化・吸収で一石二鳥?/複雑な形への進化

8 食虫植物のゆくえ
消えゆく食虫植物/進化のゆりかご/侵略する食虫植物/進化の袋小路?/食虫植物は人類の役に立ってきたか?/食虫植物はもっと人類の役に立つか?/食虫植物と科学のこれから
  コラム●盗み食いの罰を受けたヘイシソウ
  コラム●Facebook で見つかった巨大モウセンゴケ

あとがき
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