『ルポ 「ふつう」という檻 ~発達障害から見える日本の実像 ~ 』の詳細情報

ルポ 「ふつう」という檻
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タイトル ルポ 「ふつう」という檻
サブタイトル 発達障害から見える日本の実像
著者 [著者区分]信濃毎日新聞社編集局 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 238p Cコード 0036
発売予定日 2024-07-19 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784000616461 判型 46
内容紹介
発達障害の特性が、生きづらさにつながる社会の正体とは――。特性がある人が負った心の傷、「ふつう」をめぐる本人や保護者の葛藤、学校教育のゆがみ……。増え続ける発達障害の周辺を、地方新聞の記者たちが丹念にルポ。人が自分らしく生きることを阻む、生きづらい令和時代の日本を深掘りした大反響の連載を書籍化!
目次
 はじめに

第1章 傷つけられる子どもたち
 読者の声をたずねて ❶ 「息子よ、幸せな人生だったか」
 ZOOM UP ❶ 発達障害

第2章 「早期発見」の現場
 ZOOM UP ❷ 特別な支援が必要な子の増加をどう考えるか
 きらめく世界 ❶ オリジナルキャラ、広がる物語

第3章 インクルーシブ教育の虚実
 ZOOM UP ❸ 日本のインクルーシブ教育システム――「学びの場」の現状は
 きらめく世界 ❷ 鮮やかに、描きたいものが連鎖

第4章 民間参入の光と影
 読者の声をたずねて ❷ 放課後デイに振り回された娘
 きらめく世界 ❸ 踊る、楽しむ、この一瞬こそ私

第5章 生きる道を探して
 読者の声をたずねて ❸ ありたい「私」、自分が決める

第6章 この社会での「自立」
 きらめく世界 ❹ 鍵盤に魂を込めて
 きらめく世界 ❺ 「旧車」への愛、細部に込めて

第7章 「聴く」ことの希望

読者の声から見える社会

 あとがき
著者略歴(信濃毎日新聞社編集局)
信濃毎日新聞社編集局
信濃毎日新聞は1873(明治6)年7月創刊.販売部数37万9000部余,長野県内占有率74.9%(日本ABC協会レポート2024年4月新聞市郡別).桐生悠々,風見章ら著名な言論人を多数輩出している.新聞連載の書籍化に,ともに新聞協会賞を受賞した『認知症と長寿社会――笑顔のままで』(講談社現代新書,2010年),『検証・御嶽山噴火――火山と生きる 9.27から何を学ぶか』(信濃毎日新聞社,15年),平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞を受けた『記憶を拓く――信州 半島 世界』(信濃毎日新聞社,21年),菊池寛賞受賞の『五色のメビウス――「外国人」と ともにはたらき ともにいきる』(明石書店,22年),『土の声を 「国策民営」リニアの現場から』(岩波書店,23年)などがある.
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