『魂の教育 よい本は時を超えて人を動かす』の詳細情報
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タイトル |
魂の教育 よい本は時を超えて人を動かす |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 森本 あんり [著・文・その他]
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出版社 |
岩波書店 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2900円 |
シリーズ |
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ページ数 |
270p
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Cコード |
0010 |
発売予定日 |
2024-11-08 |
ジャンル |
一般/単行本/哲学 |
ISBN |
9784000616690 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
よい読書体験はよい人間形成につながると信じる。真っ暗な地下鉄の線路を歩いた昔日の彷徨から、自らの実存の問いと対峙した神学遍歴、半世紀後に届いた「魂の教育」を願う母の祈りまで――。ルネサンス期の幅広い人文主義的な教養主義の理想「ボナエ・リテラエ」を冠する『世界』連載で紡がれた、ある救済の物語。
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目次 |
Ⅰ 実存の闇 1 名付け――『ファーブル昆虫記』 2 口火――「良い書物」 3 破局――『CQ ham radio』 4 スタンド・バイ・ミー――村松喬『教育の森その後』 5 宗教は阿片だ――マルクス『ヘーゲル批判』 6 内面の共同建築師――森有正『ドストエーフスキー覚書』
Ⅱ 諸宗教の光 7 非存在の淵――波多野精一『時と永遠』 8 預言者――ウェーバー『古代ユダヤ教』 9 魂のリズム――井筒俊彦『 「コーラン」を読む』 10 「弱さ」の自覚――『大パリニッバーナ経』 11 会議の精神――大木英夫『ピューリタン』
Ⅲ 遍歴する神学 12 日本発の世界的神学――北森嘉蔵『神の痛みの神学』 13 近代啓蒙の爆裂――バルト『ローマ書』 14 「わたしのお母さん世界一よ」――トレルチ『キリスト教の絶対性と宗教史』 15 見知らぬ本が招く――エドワーズ『怒りの神』 16 存在のスキャンダル――アリストテレス『ニコマコス倫理学』
Ⅳ 遥かな成就 17 不安を引き受ける力――ティリッヒ『生きる勇気』 18 愚かな光の子――ニーバー『光の子と闇の子』 19 真理は出来事である――ブルンナー『出会いとしての真理』 20 運命と自由――バーガー『聖なる天蓋』
あとがき |
著者略歴(森本 あんり) |
森本あんり(もりもと・あんり) 1956年生まれ.国際基督教大学,東京神学大学,プリンストン神学大学を修了(Ph.D.).国際基督教大学教授,学務副学長を経て2022年に名誉教授.同年より東京女子大学学長.プリンストン神学大学とバークレー連合神学大学で客員教授を務めた.近著に『反知性主義』『不寛容論』(新潮選書),『キリスト教でたどるアメリカ史』(角川ソフィア文庫),『異端の時代』(岩波新書)など. |