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タイトル |
詩集 いのちの芽 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 大江 満雄 [著・文・その他]
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出版社 |
岩波書店 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1240円 |
シリーズ |
岩波文庫 |
ページ数 |
484p
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Cコード |
0192 |
発売予定日 |
2024-08-16 |
ジャンル |
一般/文庫/日本文学詩歌 |
ISBN |
9784003123515 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
1953年、大江満雄(1906-91)は、全国8つのハンセン病療養所の入所者73名の詩227篇からなる合同詩集を編んだ。詩人たちは、自らの境遇を「宿命」とするのではなく、生命の肯定、人間への愛惜、差別への抗議を、力強くうたった。戦後詩の記念碑、文庫として輝きを放つ。(解説=大江満雄・木村哲也)
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目次 |
厚木叡 伝説 少年 聖母子 涙の章 路 菜の花 啞の歌 風に寄せるソネット フラグメント
伊藤秋雄 冬陽 鵙 薬包紙詩篇 崖 暖流 私はふと涙ぐんだ 首途 菜の花
田所靖二 福寿草と桜草と 葦笛 幼子に 保育所の子等
北川光一 夕暮 夢 蝶 六月のメロデー 石段 畸形な星
石川清澄 旅人 木犀 影 竹林によせて 芝生 おれの魂 病歴 素描
宇津木豊 ゴブランの池
右川斗思 幻想 日常 土豆 無題 幼な児
盾木弘 主語
國本昭夫 星 風景 病室 孤独 妹の手紙を見て 幼な笑みよ 白い脚 口笛を吹く女 街 晩秋の午後
氷上惠介 青桐 抵抗 明日は誰に会うのだろう 画友瀬羅に
奥二郎 景色 傾斜 晴れた日
白浜浩 無言の歌 ラッパ 母に寄す
船城稔美 不安 陥穽 堆積 私の祖国は蜂の巣のように 対決
生多純 柊の花 壁 愛
梶澄夫 蜻蛉 白衣のひと
多岐葉一 都会
比良田信吉 病床断片
館祐子 柊 或る夜 夜霧
深山裕子 かんそうしたしんけい 無意味な争い
秋丘えりこ 日暮れ
今村義夫 ひばり
岬治夫 暗い一日の終りに 新しい歴史の誕生の日に
宗方サチ 最上川
鈴木久子 落葉
志樹逸馬 班斑の譜 癩者 水 緑の地上 杖 青空 拳 芽 園長さん 鐘を撞く 青空 窓 新しい原子力を 生きるということ 代償 夢 医師(Mによせて) 私の生活
森春樹 冬の海 命日 願い 私の窓におきたい花 ある夏の日 少女 朝顔の花 音 掌のかげ 指 百舌鳥 微笑まなかった男
小島浩二 便り 海の向うには 絵 原稿用紙 石ころの如く いきづき
島村静雨 種蒔き あの夥しい流血の後に 展望哨
中本一夫 癩発病 癩村の盆踊り 桔梗 思慕 萌芽
吉成稔 邂逅 泉 カニューレよ
甲斐八郎 島の上空を
豊田志津雄 蟻
森中正光 指
原田春生 友よ 道
瀬戸美佐夫 馬鹿貝と跛の蟹
惠美かおる 晴夜 石 鎖 海 鯨によせる詩
上野青翠 面会 故桃 腕時計 骨を拾う老母
中石としお 金魚 花 疼痛 五月の島の病院 トンネル 炎
島内眞砂美 生きる道 秋の心象
山澤芳 散った夢 黒い壁 長い平行線
戸田次郎 朝の思い 解剖室の感想 唯一つのよろこび
原よしじ もつれ蝶
山川きよし 掌のうた
大塔寺睦生 埋火
堂崎しげる 老死 玉
秋田穗月 呼声
橋本正樹 私は明るい樹のもとで
蜷川ひさ志 流星
上丸武夫 窓
うちだ・えすい 面影 友情
中村七鶯 スプーンの中から
松本明星 杖
島比呂志 ふるさとの家を思う 甘さについて 幻想 狂人の園 あの道を歩いてみようよ 病友よ祈ろう
松田一夫 暗い部屋の壁 確証
北河内清 橋 月夜のみちで 日記 棒杭の詩 ひとつのものに
佐藤俊二 死をみつめて
蘇鐵稔 貧しいサンタクロースから 詩神のところへ
重村一二 宣告の手記 待望の詩 癩院展望 山羊の歌
西羽四郎 癩族 子に
かしわたる 憎悪よ
吉村陽三 蜜柑 夜霧 時計が語る三行詩
山崎玲子 不思議な女 秋 何が私の悩みを
谺雄二 鬼瓦よ ゆううつな行進曲 冬と牛の瞳と木偶 Oh Look to the peace!
福壽美津男 カデナ・デ・アモール オサリエームの道を 特別病室
榊原不二男 蛾
高橋晴緒 黄昏の風景 黒い眸の女よ私はお前を憎悪する 道程
木島克郎 四季 金銭花
本間きよし 秋 声帯
大和たけし 雪雲
山科信夫 山
佐和迪子 夢 赤い灯 ゆめを追って
島村隆子 花 療養生活
藤井俊夫 海 雪の朝
作者一覧 解説(大江満雄) 世界の癩に関する年譜 来るべき者たちと出会う詩集(木村哲也) |
著者略歴(大江 満雄) |
大江 満雄 (1906-1991)詩人。高知県生まれ。著書に『血の花が開くとき』(1928)『海峡 詩集』(1954)など。 |