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タイトル |
過去と思索 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■ゲルツェン [著・文・その他] ■金子 幸彦 [翻訳] ■長縄 光男 [翻訳]
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出版社 |
岩波書店 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1370円 |
シリーズ |
岩波文庫 |
ページ数 |
500p
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Cコード |
0198 |
発売予定日 |
2024-05-17 |
ジャンル |
一般/文庫/外国文学、その他 |
ISBN |
9784003860410 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
反政府的言動のかどで逮捕されたゲルツェンは、流刑囚としてシベリアの入口にいる。「僕はウラル山脈の氷のような空気を吸った。その空気は冷たかった。しかし、それは新鮮で健康的だ。シベリアは新しい国だ。独特なアメリカだ」。五年にわたって余儀なくされた流刑生活が二十代の青年にもたらしたものとは。(全七冊)
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目次 |
凡 例
ゲルツェン関係地図 モスクワ要図 ゲルツェン家系図
第二部 牢獄と流刑(承前)(一八三四―一八三八) 第十三章 ペルミ 流刑 ヴォルガ ペルミ ペルミからヴャトカへ 第十四章 ヴャトカ ヴャトカ ある医師の話 官房と食堂 チュフャーエフ 第十五章 シベリアの行政 官僚主義とシベリア総督たち 強欲な市警察署長 温和な判事 焼き殺された郡の警察署長 使徒のごときタタール人 検察官の随員になったわたし 「じゃがいも暴動」その他 ロマの教化 第十六章 アレクサンドル・ラヴレーンチエヴィチ・ヴィトベルク 第十七章 皇太子の行啓 ヴャトカにおける皇太子と知事の失脚 ウラジーミルへの移住 第十八章 ウラジーミルにおける生活の始まり
第三部 クリャジマ川の畔なるウラジーミル(一八三八―一八三九) 第十九章 公爵夫人と公爵令嬢 第二十章 みなし児 第二十一章 別 離 第二十二章 わたしの去った後のモスクワで 第二十三章 一八三八年の三月三日と五月九日 第二十四章 ナターリア・ザハーリイナへの手紙
第四部 モスクワ、ペテルブルク、ノヴゴロド(一八四〇―一八四七) 第二十五章 モスクワの新しい仲間 オガリョーフを取り巻く不協和音 新しいグループ ベリンスキーとの論争と和解 スタンケーヴィチのグループ
訳 注 訳者解説2 略年譜2 |
著者略歴(ゲルツェン) |
ゲルツェン 1812-1870. 近代ロシアを代表する知識人。ロシア初の政治的亡命者。主著に『ロシアの革命思想』『向こう岸から』ほか。 |
著者略歴(金子 幸彦) |
金子 幸彦(かねこ ゆきひこ) 1912-1994. ロシア文学者。『プーシキン詩集』『イワンのばか』『オブローモフ主義とは何か』など訳書多数。 |
著者略歴(長縄 光男) |
長縄 光男(ながなわ みつお) 1941年生。横浜国立大学名誉教授。ロシア社会思想史。著書に『評伝ゲルツェン』『ゲルツェンと1848年革命の人びと』ほか。訳書にゲルツェン『ロシアの革命思想』、同『向こう岸から』ほか。 |