『日本の近代小説』の詳細情報

日本の近代小説
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 日本の近代小説
サブタイトル
著者 [著者区分]■中村 光夫 [著・文・その他]
■中村 光夫 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
840円 シリーズ 岩波新書
ページ数 Cコード 0295
発売予定日 1954-09-20 ジャンル 一般/新書/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784004140337 判型 新書(B40)
内容紹介
目次
 序

開化期の戯作・戯文
 福沢諭吉と坪内逍遙
 啓蒙家の文学不用論
 「安愚楽鍋」
 仮名垣魯文、万亭応賀、高畠藍泉の時期
 戯作と戯文
 「東京新繁昌記」と「柳橋新誌」の成功
 正宗白鳥の開化期評

政治小説の季節──付・翻訳小説──
 西南戦争後の十年間
 新聞条例、讒謗律と成島柳北、末広鉄膓等の下獄
 新聞と連載小説
 仮名垣派と柳亭派、為永派
 諭吉の小説「かたわ娘」
 「西国立志篇」と「学問のすゝめ」
 翻訳小説の流行
 「佳人之奇遇」と「経国美談」

小説神髄と当世書生気質──坪内逍遙──
 「回憶漫談」
 逍遙と市島春城
 逍遙の文学革新
 内田魯庵の「小説神髄」評
 儒教的小説観と逍遙の写実主義
 逍遙の「細君」

浮雲──二葉亭四迷──
 逍遙と二葉亭
 外語のグレー
 「浮雲」とツルゲーネフ
 二葉亭の翻訳
 言文一致の文体

硯友社
 鹿鳴館以後
 政教社の「日本人」
 憲法発布
 古典の復興
 紅葉、露伴の擡頭
 「我楽多文庫」と「都の花」
 山田美妙の「武蔵野」
 紅葉の「色懺悔」
 「金色夜叉」
 幸田露伴の「風流仏」

鷗外・透谷・藤村
 鷗外の「しがらみ草紙」
 鷗外、落合直文の新声社
 訳詩集「於母影」
 鷗外の「舞姫」
 逍遙と鷗外の「没理想」論争
 「文学界」の運動
 北村透谷の詩と評論
 初期の藤村

篁村・緑雨・一葉
 戯作者篁村の作品と歌舞伎評
 批評家としての緑雨
 半井桃水と一葉
 岩城準太郎の一葉評
 透谷と一葉

観念小説から社会小説へ
 日清、日露間の十年
 過渡期の問題
 泉鏡花、川上眉山の観念小説
 眉山の自殺
 広津柳浪の悲惨小説
 緑雨門下の小杉天外
 ゾラの実験小説
 小栗風葉の「さめたる女」
 徳冨蘆花、木下尚江等の社会小説
 内田魯庵の「くれの二十八日」と後藤宙外の「腐肉団」

自然主義の特質と先駆──国木田独歩──
 自然主義と反自然主義
 自然主義運動の特質
 独歩と鶴谷塾
 「愛弟通信」
 佐々城信子との結婚
 「独歩吟」と「武蔵野」
 芥川竜之介の独歩評

花袋・藤村・泡鳴・秋声
 自然主義とロマン主義
 花袋の論文
 「破戒」と「罪と罰」
 柳田国男の民俗学
 「蒲団」
 花袋の死
 藤村の「懺悔文学」
 岩野泡鳴の「神秘的半獣主義」
 五部作
 徳田秋声の「仮装人物」と「縮図」
 自然主義系統の白鳥、青果、秋江、小剣

大正期の特質
 「白樺」「スバル」「三田文学」「第二次新思潮」の創刊
 耽美派、白樺派、自然派の鼎立
 耽美派と白樺派の若い作家たち
 主知派

耽美派の作家──永井荷風と谷崎潤一郎──
 荷風の外遊
 荷風の明治文明に対する批判
 封建道徳と遊蕩文学
 「パンの会」
 「腕くらべ」
 荷風の谷崎文学評
 耽美主義
 幸徳事件と荷風
 「春琴抄」と女性崇拝

森鷗外
 鷗外、上田敏と「スバル」
 訳詩集「海潮音」
 乃木大将の殉死
 「ヰタ・セクスアリス」
 鷗外の歴史小説
 鷗外の晩年

夏目漱石
 漱石と「ほととぎす」
 外遊中の漱石
 漱石の明治文化評
 漱石の弟子
 鈴木三重吉と森田草平

白樺派──武者小路・志賀・その他──
 新理想主義
 殉死事件と白樺派
 武者小路の文学論
 武者小路の影響
 芥川、佐藤春夫の武者小路評
 「新しい村」
 志賀直哉の「暗夜行路」
 有島武郎の死
 里見弴と長与善郎
 倉田百三の宗教文学

主知派と生活派
 漱石と欧洲大戦
 広津和郎、葛西善蔵等の「奇蹟」
 宇野浩二の「蔵の中」
 破滅型の葛西善蔵
 佐藤春夫の「田園の憂鬱」
 三田派の久保田万太郎、水上滝太郎
 室生犀星の詩と小説
 第三、四次「新思潮」
 菊池寛、久米正雄、山本有三
 芥川竜之介の自殺

 あとがき
 年表
 人名キーワード
他の書籍を検索する