『インターネット文明』の詳細情報

インターネット文明
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タイトル インターネット文明
サブタイトル
著者 [著者区分]村井 純 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
960円 シリーズ 岩波新書
ページ数 254p Cコード 0255
発売予定日 2024-09-24 ジャンル 一般/新書/電子通信
ISBN 9784004320319 判型 新書(B40)
内容紹介
もはや日々の生活のインフラと化したインターネットという科学技術なしに、私たちは生きていくことすらできない。全世界で利用者が50億人を超えたいま、インターネットは、趣味や仕事から医療や安全保障までを包摂するひとつの「文明」と化した。そこにはどのような人類史的な課題や使命があるのか。第一人者が語る。
目次
プロローグ インターネット史に刻まれたふたつの大事件

第1章 インターネット文明とは何か

第2章 テクノロジーと共に生きる
 1 AIとインターネット
 2 IoTとインターネット
 3 5Gとインターネット

第3章 日常生活に不可欠となったインターネット
 1 インターネットにおける文化の多様性
 2 インターネットがビッグテックを生んだ理由
 3 オンライン課金の仕組みと暗号セキュリティ
 4 メディカルインクルージョンの実現に向けて

第4章 インターネット文明の政策課題
 1 プライバシー保護と監視社会
 2 インターネット規制と国際協調
 3 言語と出版文化
 4 サイバーセキュリティの三つの空間
 5 デジタル庁の発足と日本のDX

第5章 国際政治におけるインターネット
 1 インターネットと地理学
 2 インターネットと地政学
 3 米中摩擦とインターネットの未来

第6章 インターネット文明で果たすべき日本の役割
 1 日本の技術開発の底力を見せるとき
 2 インターネットの公共性と持続可能性

エピローグ インターネット文明の未来
 1 人類がふたたび月面に立つ
 2 より良いインターネットを維持するために

 あとがき
著者略歴(村井 純)
村井 純(むらい・じゅん)
1955年生まれ
1979年慶應義塾大学工学部数理工学科卒業,1984年同大学院工学研究科博士後期課程修了.工学博士.1984年東京工業大学,慶應義塾大学,東京大学を結ぶ日本初の大学間コンピュータネットワーク「JUNET」を設立
現在―慶應義塾大学教授,「WIDEプロジェクト」ファウンダー
著書―『インターネット』(岩波新書,1995年)
   『インターネットⅡ――次世代への扉』(岩波新書,1998年)
   『インターネット新世代』(岩波新書,2010年)
共著―『角川インターネット講座』第1巻「インターネットの基礎」(KADOKAWA,2014年)
   『DX時代に考える シン・インターネット』(インターナショナル新書,2021年)
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