『大審問官スターリン』の詳細情報

大審問官スターリン
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タイトル 大審問官スターリン
サブタイトル
著者 [著者区分]■亀山 郁夫 [著・文・その他]
■亀山 郁夫 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
1220円 シリーズ 岩波現代文庫
ページ数 430p Cコード 0170
発売予定日 2019-09-19 ジャンル 一般/文庫/芸術総記
ISBN 9784006023119 判型
内容紹介
革命の父レーニンの後に現われ、人々が「全民族の父」とみなし、神とあがめたスターリン。だが、その正体は自由な芸術を検閲によって弾圧し、政敵を次々と粛清する、さながら中世の異端審問官のような独裁者であった……。同時代人の証言もまじえ、スターリン支配下に現出した恐るべき大粛清の実態を暴き、独裁者の内面に文学的想像力で迫る。『磔のロシア』と同時代の事象を、スターリン権力の側から一点透視法的に描き出す。文庫版には、主な登場人物の紹介付き索引を付した。
目次
プロローグ


第1章 奇跡 大審問官の誕生 ―― 一九二四‐一九二九
  事件ファイル1 レーニン死す
  事件ファイル2 フルンゼ「謀殺」
 「栄光」の予感
 巨大検閲機関の誕生 ―― 前史1
 赤色テロル ―― 前史2
 初仕事
 「無人島」より
 秘密のファイル
 包囲された詩人
 「大いなる転換の年」


第2章 暗雲 二発の銃声 ―― 一九二九―一九三四
  事件ファイル3 マヤコフスキー自殺
  事件ファイル4 キーロフ暗殺
 集団化の悲惨
 進化する検閲
 独裁者からの電話
 映画界の「寵児」
 寸鉄詩と頌詩
 ソ連作家同盟の成立
 キーロフ事件1 予感
 キーロフ事件2 処理


第3章 神秘 大テロルの時代 ―― 一九三五―一九四〇
  事件ファイル5 ゴーリキー毒殺
  事件ファイル6 ブハーリン銃殺
 鎮魂歌とユーフォリア
 幻のフィルム『ベージン草原』
 交錯する思惑 ―― パリ・モスクワ
 「音楽ならざる荒唐無稽」
 大文豪ゴーリキーの死
 秘密ファイルと公開裁判
 ウロボロス
 危険なディテール


第4章 聖戦 ナチス・ドイツとの闘い ―― 一九三九―一九四五
  事件ファイル7 トロツキー暗殺
  事件ファイル8 「カティンの森」虐殺
 大戦前夜の悲劇
 レニングラード交響曲
 ソビエト国歌コンクール
 前線と後衛にて
 『黒書』と綱渡り芸人
 沸騰するナショナリズム
 ファシズム批判と二枚舌
 迷える独裁者 ―― 『イワン雷帝』


第5章 権威 「われは国家なり」 ―― 一九四六―一九五三
  事件ファイル9 ソロモン・ミホエルス暗殺
  事件ファイル10 スターリン死す
 ジダーノフ批判 ―― 歴史的な決定
 映画,演劇,音楽への批判の波及  321批判される二大作曲家 ―― プロコフィエフ, ショスタコーヴィチ
 ミホエルス暗殺事件
 一万五千個の贈り物 ―― 七十歳の誕生日
 黙示録再び ―― 医師団事件
 最悪のフィナーレ
 弔鐘 ―― 最後の闘い


 エピローグ

岩波現代文庫版あとがき

資料(スターリン時代の政治組織/秘密警察の変遷/ソ連年表)
主要参照文献一覧
人物紹介+人名索引
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