『つまらないものですが. エッセイ・コレクションⅢ ~1996-2015 ~ 』の詳細情報

つまらないものですが. エッセイ・コレクションⅢ
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タイトル つまらないものですが. エッセイ・コレクションⅢ
サブタイトル 1996-2015
著者 [著者区分]佐藤 正午 [著・文・その他]
出版社 岩波書店 レーベル
本体価格
(予定)
1430円 シリーズ 岩波現代文庫
ページ数 366p Cコード 0195
発売予定日 2024-09-18 ジャンル 一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784006023621 判型 文庫(A6)
内容紹介
『Y』『ジャンプ』から『鳩の撃退法』まで、数々の傑作を著した壮年期の軽妙にして精巧な“その日暮らし随筆”たち。「作家の口福」「文芸的読書」など、文庫初収録となるエッセイ・書評も十四編収める。
目次
一九九六年
 この街の小説
 毎日が同じ朝に

一九九七年
 裏 
 仕事用の椅子
 ホームタウン
 悪癖から始まる
 初めての文庫

一九九八年
 言葉をめぐるトラブル
 真夜中の散歩
 悔やみ
 食生活の内訳

一九九九年
 わが心の町
 街の噂
 [書評] 盛田隆二『湾岸ラプソディ』
 [映画評] 『スウィート・ヒアアフター』
 夏の夜の記憶
 長く不利な戦い
 [映画評] 『きのうの夜は……』

二〇〇〇年
 郵便箱の中身

二〇〇一年
 憧れのトランシーバー
 金魚の運
 [映画評] 『見知らぬ乗客』
 子供の名前
 わが師の恩――マスダ先生
 草枕椀
 大学時代
 じわじわとはじまる
 光に満ちあふれた日々
 時のかたち
 賭ける
 [解説] 谷村志穂『なんて遠い海』
 [書評] 関川夏央『本よみの虫干し』

つまらないものですが。二〇〇一―〇二年

二〇〇二年
 植物の「気」
 [映画評] 『トゥルー・ロマンス』

二〇〇三年
 [解説] 名香智子『桃色浪漫』
 転 居
 親不孝
 台所のシェリー酒

二〇〇四年
 [解説] 現実――盛田隆二『夜の果てまで』
 約 束
 お国自慢
 エアロスミス効果

二〇〇五年
 僕の一日
 目覚まし

二〇〇六年
 夢へのいざない
 二戦二敗
 [解説] 私事――野呂邦暢『愛についてのデッサン――佐古啓介の旅』
 忍 者

二〇〇八年
 “結婚”と書いて“ゴミ袋まであさる”と読む。

二〇一二年
 文芸的読書

二〇一五年
 [書評] きのう読んだ文庫――吉田修一『横道世之介』
 作家の口福
 いんぎんといんげん
 [解説] 本気――伊坂幸太郎『残り全部バケーション』
 道のり

 あとがき
著者略歴(佐藤 正午)
佐藤正午
Shogo Sato
1955年8月25日,長崎県佐世保市生まれ.北海道大学文学部中退.1983年,『永遠の1/2』(集英社,1984年)で第7回すばる文学賞を受賞.2015年,『鳩の撃退法』(小学館,2014年)で第6回山田風太郎賞を受賞.2017年,『月の満ち欠け』(岩波書店)で第157回直木賞を受賞. ほかに『5』(角川文庫),『身の上話』(光文社文庫),『冬に子供が生まれる』(小学館),『小説家の四季1988‒2002』,『小説家の四季2007‒2015』(岩波現代文庫)など.
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