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タイトル |
世界の女の子の昔話 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■うえのあお [イラスト] ■中脇初枝 [著・文・その他]
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出版社 |
偕成社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1400円 |
シリーズ |
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ページ数 |
214p
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Cコード |
8098 |
発売予定日 |
2023-03-09 |
ジャンル |
児童/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784035127208 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
これまで紹介されることが少なかった とってもおもしろい 世界各地につたわる 女の子と、おねえさんとおばあさんの昔話を 読みやすく語りやすく再話しました。
女の子はなんにでもなれるし、 なんにもならなくたっていい。 世界がひろがる18話です。
あとがきより::::::::::::::::: わたしは、小さい女の子だったころから、日本の昔話も、外国の昔話もだいすきでした。 でも、自分と同じような女の子や女のひと、おばあさんが活躍する昔話が少ないことをふしぎに思っていました。(略) この本では、世界各地で語りつがれてきた昔話のなかから、女の子が自分の力で人生をきりひらいていくお話ばかりを集めてみました。もちろん、女の子の将来の姿である、女のひとやおばあさんといった年長の女性のお話もふくみます。(略) 昔話のなかには、いろんな女の子たちが登場します。いわゆるいい子ばかりではありません。なまけものの女の子も、ずるい女の子もいます。ただ、どんなときもへこたれず、自分なりの幸せをつかむのは同じです。 幸せな結末も、結婚ばかりではありません。女の子だってなんにでもなれるし、もちろん、なんにもならなくっていいのです。彼女たちの昔話は、なやみながら今を生きるわたしたちを、力強くはげましてくれます。
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目次 |
世界中からあつめた18話を収録
銀の手づなと魔法の投げなわ(チリ) くいしんぼうのなまけもの(スペイン) 三人の王女(エクアドル) 日曜日生まれの女の子(ドイツ) 一ぱいのポイ(ハワイ) わたしがテピンギー(ハイチ) 金のピクンの花(タイ) きれいな若者とみにくいむすめ(カメルーン) おばあさんのとらたいじ(韓国) 百七二歳のマルファおばあさん(ロシア) こゆびひめ(ラオス) 百鳥衣(中国) 食べものにかける塩のように(スペイン) 花をさかせたがらない小さなキャベツ(フランス) がちょうはくちょう(ロシア) 太陽と雲とラビナラ(マダガスカル) かしこいマー・ティティ(イラン) 昔話のすきなよめさま(韓国) |
著者略歴(うえのあお) |
埼玉県生まれ。女子美術大学大学院修士修了。デザインの仕事などをおこなう。絵本に『花をさかせたがらない小さなキャベツ』がある。 |
著者略歴(中脇初枝) |
徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作、昔話を再話し語る。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』『神の島のこどもたち』などがある。 |