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タイトル |
イコ トラベリング 1948- |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■今日 マチ子 [著・文・その他] ■角野 栄子 [著・文・その他]
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出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
304p
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Cコード |
0093 |
発売予定日 |
2022-09-28 |
ジャンル |
一般/単行本/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784041072110 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
1948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ!
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目次 |
大西洋 市ヶ谷 イコ 十三歳 市ヶ谷 イコ 十六歳 早稲田 イコ 十八歳 新宿 イコ 二十二歳 太平洋 |
著者略歴(角野 栄子) |
東京・深川生まれ。大学卒業後、紀伊國屋書店勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。1970年作家デビュー。代表作『魔女の宅急便』は89年ジブリアニメ作品として映画化、その後舞台化、実写映画化された。野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に「小さなノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人3人目として受賞。24年11月に江戸川区角野栄子児童文学館がオープン予定。 |