『幻月と探偵』の詳細情報

幻月と探偵
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タイトル 幻月と探偵
サブタイトル
著者 [著者区分]伊吹亜門 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
1000円 シリーズ 角川文庫
ページ数 368p Cコード 0193
発売予定日 2024-06-13 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784041145043 判型 文庫(A6)
内容紹介
1938年、革新官僚・岸信介の秘書が急死した。秘書は元陸軍中将・小柳津義稙の孫娘の婚約者で、小柳津邸での晩餐会で毒を盛られた疑いがあった。岸に真相究明を依頼された私立探偵・月寒三四郎は調査に乗り出すが、初対面だった秘書と参加者たちの間に因縁は見つからない。さらに、義稙宛に古い銃弾と『三つの太陽を覚へてゐるか』と書かれた脅迫状が届いていたことが分かり……。次第に月寒は、満洲の闇に足を踏み入れる。昭和史と本格推理が融合した、重厚な歴史ミステリ。
目次
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幻月と探偵

参考文献
解 説 法月綸太郎
著者略歴(伊吹亜門)
1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。在学中は同志社ミステリ研究会に所属。2015年「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞。18年に同作を連作化した『刀と傘 明治京洛推理帖』でデビュー。19年、同書で第19回本格ミステリ大賞を受賞し、さらに「ミステリが読みたい!2020年版」国内篇で第1位を獲得する。2021年に刊行した『幻月と探偵』は第24回大藪春彦賞の候補となった。その他の作品に『雨と短銃』『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』『焔と雪 京都探偵物語』がある。
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