『句集 雨の日』の詳細情報

句集 雨の日
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タイトル 句集 雨の日
サブタイトル
著者 [著者区分]宇多 喜代子 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
2700円 シリーズ
ページ数 204p Cコード 0092
発売予定日 2024-07-12 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784041152089 判型 46変形
内容紹介
ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」
目次
2019年~2023年までの362句を収める。
著者略歴(宇多 喜代子)
昭和10年(1935)、山口生まれ。昭和45年、桂信子の「草苑」創刊に参加。昭和53年より同誌編集長を務める。昭和57年、第29回現代俳句協会賞受賞。平成13年、句集『象』(角川書店刊)で第35回蛇笏賞を受賞。平成14年、紫綬褒章を受章。句集に『記憶』『宇多喜代子俳句集成』(以上、KADOKAWA刊)、著作に『ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち』(角川ソフィア文庫)『新版 里山歳時記』(角川俳句ライブラリー)ほかがある。現在、俳誌「草樹」会員代表。日本芸術院会員。
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