『おんなの女房』の詳細情報

おんなの女房
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タイトル おんなの女房
サブタイトル
著者 [著者区分]蝉谷 めぐ実 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
780円 シリーズ 角川文庫
ページ数 288p Cコード 0193
発売予定日 2025-01-24 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784041157589 判型 文庫(A6)
内容紹介
ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化!
カバーイラスト/おかざき真里
目次
呼込
一、時姫
二、清姫
三、雪姫
四、八重垣姫
 幕引
著者略歴(蝉谷 めぐ実)
1992年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部で演劇映像コースを専攻、化政期の歌舞伎をテーマに卒論を書く。広告代理店勤務を経て、現在は大学職員。2020年、『化け者心中』で第11回小説 野性時代 新人賞を受賞し、デビュー。21年に同作で第10回日本歴史時代作家協会賞新人賞、第27回中山義秀文学賞を受賞。22年、『おんなの女房』で第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞を受賞。
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