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タイトル |
増補 日本霊異記の世界 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■三浦 佑之 [著・文・その他] ■三浦 佑之 [著・文・その他]
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出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1300円 |
シリーズ |
角川ソフィア文庫 |
ページ数 |
368p
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Cコード |
0195 |
発売予定日 |
2024-08-23 |
ジャンル |
一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他 |
ISBN |
9784044008314 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
薬師寺の僧侶・景戒によって九世紀初頭に編まれた、日本で最初の仏教説話集『日本霊異記』。仏教の教えを説こうとしながらも規範的な思想にはとどまらない、古代人の生き方が投影されている。一寸法師の源流、奪われた衣を取り返す力持ちの女――。上代文学研究の泰斗が、『古事記』『日本書紀』などの神話からの影響や、霊異記以後の伝承とのつながりを読み解く。国の創成期、エネルギーに満ちた人々の姿が鮮やかに蘇る。
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目次 |
第一講 小さ子とトリックスター 第二講 一寸法師の源流 第三講 力持ちの女 第四講 神婚神話のゆくえ 第五講 恩返しの発生 第六講 盗みという罪悪 第七講 悩ましき邪淫 第八講 行基の奇行 第九講 語られる女たち 第十講 あの世からもどった人、地獄を語る人びと 補講1 霊異記説話の〈夢〉 補講2 文学史のなかの『日本霊異記』 |
著者略歴(三浦 佑之) |
1946年三重県生まれ。千葉大学名誉教授。2003年に刊行された『口語訳古事記』(文藝春秋社 角川財団学芸賞)がベストセラーになり古典の現代語訳のブームを引き起こす。著書に『古事記を旅する』『古事記講義』(文藝春秋社)、『日本古代文学入門』(幻冬舎)など多数。 |