『王朝の恋の手紙たち』の詳細情報

王朝の恋の手紙たち
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タイトル 王朝の恋の手紙たち
サブタイトル
著者 [著者区分]川村 裕子 [著・文・その他]
出版社 KADOKAWA レーベル
本体価格
(予定)
960円 シリーズ 角川ソフィア文庫
ページ数 224p Cコード 0195
発売予定日 2024-09-24 ジャンル 一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784044008499 判型 文庫(A6)
内容紹介
平安時代の貴族たちは、現代とは比べものにならないほど多くの手紙を綴っていた。使用する紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に結ぶ。返事が遅いと不安にかられ、早く届けば幸福に包まれる……。また、手紙は途中で盗み読まれる、間違った相手に届くなどの危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。『源氏物語』『枕草子』『蜻蛉日記』などの古典名作を読み解き、王朝人にとっての手紙の意味を明らかにする。
目次
第一章 王朝の危険な手紙たち
第二章 手紙を運ぶ人たち
第三章 王朝手紙の作法入門
第四章 手紙の作成機器
第五章 王朝の恋文技術
第六章 王朝の遠距離手紙
第七章 手紙の華麗な装飾
第八章 手紙の時間と命
著者略歴(川村 裕子)
1956年生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。武蔵野大学日本文学研究所客員研究員。著書に『王朝生活の基礎知識 古典のなかの女性たち』『装いの王朝文化』(角川選書)『蜻蛉日記 現代語訳付き』『はじめての王朝文化辞典』『ビギナーズ・クラシックス日本の古典 拾遺和歌集』(角川ソフィア文庫)など。古典の普及に力を注いでいる。
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