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タイトル |
マンガの原理 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■大場 渉 [著・文・その他] ■森 薫 [著・文・その他] ■入江 亜季 [著・文・その他]
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出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
144p
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Cコード |
0079 |
発売予定日 |
2025-02-04 |
ジャンル |
一般/単行本/コミックス・劇画 |
ISBN |
9784046068101 |
判型 |
B5 |
内容紹介 |
『乙嫁語り』『エマ』『シャーリー』の森薫、『北北西に曇と往け』『乱と灰色の世界』『群青学舎』の入江亜季、そして『Fellows!』『ハルタ』『青騎士』創刊編集長の大場渉。
最高峰の技量を持つ3人が、これまで口伝で受け継がれがちだった漫画技術の数々を、自身の作例を交えて徹底解説。 しっかり努力をしているのに、環境に恵まれないばかりにプロになれない……そんな悲劇は、今後は絶対に起こさせません。
「コマ割りと時間」「フリウケ」「跳ね上げ」「めくり」「アクションコマ割り」「変形ゴマ」「視線誘導」「キャラの立ち位置」「描き文字の原則」「構図の考え方」「背景のエア」「線の質」「瞳の描き方」「スピード線・集中線の描き方」「フキダシの線と位置」「キャラクターの立て方」「視点人物」「タイトルの付け方」「扉絵の意味」などなど、創作者目線で体系化された超一流の技術のすべてをこの一冊に詰め込みました。
漫画を生み出す仕事は、最高に面白く、圧倒的にスリリングです。あなたもぜひ本書を片手に、一緒に素晴らしい漫画を創っていきましょう!
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目次 |
【序章】 マンガに技術が必要な理由
【第1章】コマ割りと視線誘導の原理 ●コマ割りの基本 ●コマ割りと時間 ●コマ割りとフリウケ ●段の効果とタテ積み・ヨコ積み ●タテ積み・ヨコ積みと跳ね上げ ●「めくり」とは何か ●見せ場のコマはどこに置く? ●アクションのコマ割り ●コマの大きさより大小差 ●変形ゴマはどう使う? ●見せ場では絵とセリフを別に ●視線誘導と演出 ●「視線誘導」の実際 ●ヨコ1コマは原則禁止 ●1ページ1コマは原則禁止 ●断ち切りは要注意 ●チャンチャン禁止 ●暗い夜と薄まる記憶 ●構想・コンテ・ネーム
【第2章】絵の原理 ●文字が優先、効果は最後 ●背景・効果が大事な理由 ●大ゴマは寄り、小ゴマは引き ●顔を大きく描くために ●小さな人間をちゃんと描く ●キャラの立ち位置の原則 ●描き文字の原則 ●日の丸構図はなるべく避ける ●構図はどこまで気にするべきか ●背景は1ページ1コマは必要 ●背景の一部にエアを入れる ●心情描写としての背景 ●人物と背景で線の質を変える ●なぜ「線」が大切なのか ●瞳をキラキラさせる ●鼻の穴と爪を描く ●死体を描く・裸体を描く ●汗と照れ線は原則NG ●集中線・スピード線の描き方 ●点描・カケアミは殺した線で
【特別講座】トーンの考え方・削り方
【第3章】フキダシとセリフの原理 ●フキダシとセリフの基本 ●級数と書体は原則変えない ●フキダシの線と位置 ●爆発フキダシの考え方 ●説明セリフは原則NG ●モノローグイントロは原則NG ●原則NGのセリフあれこれ ●フキダシを使った視線誘導
【コラム】編集者の役割とは
【第4章】キャラ・ネタ・ストーリーの原理 ●キャラとストーリーは一体 ●キャラクターの立て方 ●目的・環境・性格≒外見 ●即効性のあるキャラは嫌なヤツ ●毎話気にするべきは「視点」 ●視点変更で主人公を目立たせる ●得意・苦手・好き・嫌い ●持ち物・小道具で個性を出そう ●キャラはフラットかラウンドか? ●登場人物の手を入れよう ●編集者から見たキャラ立ち ●ネタとは何か ●伝えたい感情・考えがあるか ●主人公の目的がストーリーになる ●タイトルの考え方 ●非現実世界の現実か、その逆か ●主題には4大要素と5軸を入れる ●知らないこととカンカラコモデケア ●ストーリーのフリウケ ●扉絵は読者へのあいさつ ●1話の構成で大切なこと ●ストーリーで大切なことあれこれ
【証言構成】森薫・入江亜季・大場渉と『フェローズ!』『ハルタ』『青騎士』の歩み |
著者略歴(大場 渉) |
編集者。『Fellows!』『ハルタ』『青騎士』創刊編集長。
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著者略歴(森 薫) |
漫画家。代表作に『乙嫁語り』『エマ』『シャーリー』など。 |
著者略歴(入江 亜季) |
漫画家。代表作に『北北西に曇と往け』『乱と灰色の世界』『群青学舎』など。 |