『戦争宗教学序説 信仰と平和のジレンマ』の詳細情報
Amazonで予約する
|
タイトル |
戦争宗教学序説 信仰と平和のジレンマ |
サブタイトル |
|
著者 [著者区分] | 石川 明人 [著・文・その他]
|
出版社 |
KADOKAWA |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
1800円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
306p
|
Cコード |
0314 |
発売予定日 |
2024-10-30 |
ジャンル |
一般/全書・双書/宗教 |
ISBN |
9784047036925 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
従軍する聖職者、帝国海軍の艦内神社、聖書の一節を示す銃の刻印──。なぜ戦争は宗教を求め、宗教もまた武器や戦いのイメージを用いるのか。宗教学と戦争研究の交錯点から「平和」の意味を問う人文学の新たな試み。
|
目次 |
第一章 軍事のなかの宗教的なもの
1 宗教的に営まれる軍事 2 お守りなしではいられない兵士たち
第二章 戦場で活動する宗教家たち
1 従軍チャプレンの諸相 2 軍隊における「祈り」
第三章 軍人に求められる「精神」
1 軍隊における「精神力」 2 「士気」と宗教
第四章 「宗教的服従」を説いた軍隊
1 精神力重視の背景 2 日本軍の「必勝の信念」
第五章 宗教と平和のアイロニー
1 宗教の軍事的な側面 2 平和に対する本音と限界 |
著者略歴(石川 明人) |
1974年生まれ。桃山学院大学准教授。北海道大学卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教を経て現職。専攻は宗教学・戦争論。著書に『戦場の宗教、軍人の信仰』『キリスト教と戦争‐「愛と平和」を説きつつ戦う論理』など。 |