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タイトル |
謎とき日本近現代史 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■野島 博之 [著・文・その他] ■野島 博之 [著・文・その他] ■野島 博之 [著・文・その他]
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出版社 |
講談社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
900円 |
シリーズ |
講談社現代新書 |
ページ数 |
214p
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Cコード |
0221 |
発売予定日 |
1998-08-20 |
ジャンル |
一般/新書/日本歴史 |
ISBN |
9784061494145 |
判型 |
新書(B40) |
内容紹介 |
正しい歴史観をみがくための「なぜ?」 ●日本はなぜ植民地にならなかったか●武士はなぜみずからの特権を放棄したか●明治憲法下の内閣はなぜ短命だったか●戦前の政党はなぜ急成長し転落したか●日本はなぜワシントン体制をうけいれたか●井上財政はなぜ「失敗」したか●関東軍はなぜ暴走したか●天皇はなぜ戦犯にならなかったか●高度経済成長はなぜ持続したか
正しい歴史観をみがくための9つの「なぜ?」
関東軍はなぜ暴走したか?昭和天皇はなぜ戦犯にならなかったか?
関東軍はなぜ暴走したか――関東軍は、なぜ1930年代の初頭に満州事変をひきおこしたのでしょうか。もともとそうした侵略性をそなえていたのだといった類いの解説は、歴史上のあらゆることの説明に転用しうる便利さをもってはいるものの、運命論者以外の人の説得には役だちません。また、組織的な軍隊が中央の命令もないまま行動するには、少なくとも現場の指揮官に、十分な動機と高いレヴェルの決意が必要なはずです。あらためて述べるまでもないことですが、日本の戦争がもたらした惨禍を考えれば、到底、関東軍の行動を高らかに称賛したり全面的に正当化したりすることはできません。ただ、実は正直なところ、自分が現場にいたら指揮官の決断に同意したのではないか、あるいはひょっとすると似たようなことを指向したのではないか、と感じているのです。――本書より
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目次 |
●日本はなぜ植民地にならなかったか ●武士はなぜみずからの特権を放棄したか ●明治憲法下の内閣はなぜ短命だったか ●戦前の政党はなぜ急成長し転落したか ●日本はなぜワシントン体制をうけいれたか ●井上財政はなぜ「失敗」したか ●関東軍はなぜ暴走したか ●天皇はなぜ戦犯にならなかったか ●高度経済成長はなぜ持続したか |