『帰ってきたお父ちゃん』の詳細情報

帰ってきたお父ちゃん
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タイトル 帰ってきたお父ちゃん
サブタイトル
著者 [著者区分]■水島 かおり [著・文・その他]
■水島 かおり [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1700円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0093
発売予定日 2022-09-07 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784065289075 判型 46
内容紹介
オレは永遠に青春だ! 
うそつきで泣き虫でだらしがないけど愛嬌あるオヤジを看取るまで。
女優・水島かおりの抱腹絶倒な半自伝的小説

幼稚園にあがる前に、突然あらわれたお父ちゃん。それから母、セっちゃん、兄との四人暮らしが始まるが、お父ちゃんが借金をこしらえては蒸発するたびに「差し押さえ」がくるようなハチャメチャ生活に。

明るくたくましい私は16歳のときに、ひょんなことからアイドルの道を歩むが、セっちゃんの闘病に向き合えず暴走するお父ちゃんに耐えかね絶縁状態となった。32歳のとき、咽頭がんで余命2年と診断されたお父ちゃんを看取る決心をするが……。

家族のややこしさ温かさを突き付けられる、爆笑&落涙必至の半自伝小説。

「かおりはうちの仕事場でベタ塗りやプロ並みの美味しいご飯を作ってくれました。
よく通る声で仕事場に元気をくれました。
この本に書かれているようなことは一切口にすることなく。」
くらもちふさこさん(漫画家)  
目次
帰ってきたお父ちゃん 目次

序章 お父ちゃん、ガンを宣告される 
余命二年の宣告/お父ちゃんを看取れるの? 

第一章 ある日あらわれたお父ちゃん 
写真の男の人/八百屋に嫁ぎ損なったセッちゃん/よくわからないラブラブ生活/部屋がプロレスのリングに/ひよこ事件 /鶏小屋の次は飯場/セッちゃん、宗教に走る/さよなら、お元気で!/ピンク色の日々/再び、お父ちゃんあらわる/小さなお嫁さん/遠いところに行ってしまったゆず /石ころを握りしめ/角刈りにされる/再び入り込んできたお父ちゃん/素麺づくし

第二章 青春、そして芸能界へ! 
ヰタ・セクスアリス/リーゼント頭の兄貴/兄貴、大人になる/山吹が咲く家へ/相変わらずのどんぶり勘定/友達と芸能事務所のオーディションに/芸名は「水島かおり」/私がアイドル?/もう戻れない

第三章 荒れる我が家 
家を乗っ取られる/セッちゃんの恋/爆発そして、戦いの日々/崩壊していく我が家/セッちゃん、手術する/お父ちゃん、入院費を持ってきて!/小さな笑顔/アイドルの過酷な日々/何よりも苦しいレッスンとは/ついに逃走する/静か過ぎる別荘での生活 /混乱してダチョウ頭に/信じたくないセッちゃんの余命/それぞれの思い/『あしたのジョー』に助けられる/からだ張って、地固まる/大切な日々

第四章 ハチャメチャ家族旅行
オヤジのせいで山から海へ/再び、“ガムテープ巻き”に/海へ!/地響き、ダニを呼ぶ?/カナヅチなのにがんばる/お父ちゃんウルトラマンになる/ふたりで飲みながら

第五章 寄り添う日々 
ひとときの平穏な日々/セッちゃんとの切ない約束/お見舞いにこないお父ちゃん/母ではなく知らない女の人/かわりにケリをつける/セッちゃん名義のサラ金カード/神様なんていない/押し入れに隠された本/不思議な線香の匂い/セッちゃんとの声なき会話/壮絶に美しい笑顔/最高のお別れのプレゼント/強烈な、あんちゃんのさよなら/ふたりだけの最期の時間/埴生の宿

第六章 お父ちゃんとの対決 
波乱の幕開け/すべてランクだらけ/台所の天井に穴があく/信じられない裏切り/鬼より恐いセッちゃんの顔/引田天功、走ってくる/黄色いパジャマのセッちゃん/対決/小さなカマキリ/みんなの協力/おじちゃんが語るお父ちゃんのはなし/セッちゃんの手紙/訣別の成人式/ひっくり返った位牌の夢/初めての普通の暮らし

第七章 七年ぶりの再会 
七年ぶりの再会/セッちゃんのすずめの丸焼きの思い出/お父ちゃんの家に行く/それぞれの七年間/再び途絶えた連絡/血の穴に落ちて/ごめんね、アキちゃんとおじちゃん/サイパンに行こう!/菅原文太、登場/ヤシの実泥棒/夕陽に向かうエイ/星野とのゴルフをドタキャン/哀愁の後ろ姿?/バンザイクリフでご乱心/旅の相手は選ばないと

第八章 力の限りがんと闘う
よし、心を決めた/ぼけたおばあちゃん/楽に死ぬための手術 ほか

第九章 不思議な旅立ち
再発と逃亡 ほか


著者略歴(水島 かおり)
水島 かおり (みずしま・かおり)
1964年東京都生まれ。女優、映画編集者、脚本家。友人のオーディションに同行してスカウトされ、’80年にTVドラマ『小さな追跡者』でデビュー。映画デビューは『ねらわれた学園』。アイドルユニット「Lady oh!」のメンバーとしても活動していた。女優として多数のドラマ、映画に出演。2010年代以降は、夫の映画監督・長崎俊一の作品に雲丹名義で映画編集に、また矢沢由美名義で脚本という形で大きくかかわっており、10月14日公開の映画『いつか、いつも……いつまでも。』にも女優として出演、脚本も執筆している。
著者略歴(水島 かおり)
水島 かおり (みずしま・かおり)
1964年東京都生まれ。女優、映画編集者、脚本家。友人のオーディションに同行してスカウトされ、’80年にTVドラマ『小さな追跡者』でデビュー。映画デビューは『ねらわれた学園』。アイドルユニット「Lady oh!」のメンバーとしても活動していた。女優として多数のドラマ、映画に出演。2010年代以降は、夫の映画監督・長崎俊一の作品に雲丹名義で映画編集に、また矢沢由美名義で脚本という形で大きくかかわっており、10月14日公開の映画『いつか、いつも……いつまでも。』にも女優として出演、脚本も執筆している。
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