『資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか』の詳細情報
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タイトル |
資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 橘木 俊詔 [著・文・その他]
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出版社 |
講談社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
940円 |
シリーズ |
講談社現代新書 |
ページ数 |
256p
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Cコード |
0233 |
発売予定日 |
2024-05-16 |
ジャンル |
一般/新書/経済・財政・統計 |
ISBN |
9784065359068 |
判型 |
新書(B40) |
内容紹介 |
社長と社員の給与格差、どれくらいならOKですか?
日本では、資産5億円以上の超富裕層は9万世帯。単身世帯の34・5%は資産ゼローー。 富裕者をより富ませ、貧困者をより貧しくさせる今日の資本主義。 アダム・スミスやマルクス、ケインズ、そしてピケティは、「富と貧困」の問題をいかに論じてきたか。 経済学の歴史に学びながら、経済成長か格差是正か、資本主義のジレンマについて考え、今後の進むべき道を提示する。
●先進国のなかでも所得格差の大きい日本 ●日本の相対的貧困率は15.4% ●なぜ若者と高齢者の貧困率が高いのか ●最低賃金以下で働く人の割合は1.8% ●日本の生活保護の捕捉率は20%前後 ●自由な経済活動がもたらす勝者と敗者――ヒューム ●アダム・スミスは経済学者か道徳哲学者か ●空想的社会主義者たちの格差是正策 ●マルクスへの橋渡しをしたJ・S・ミル ●失業者の発生を明らかにしたケインズ ●福祉国家の先駆けはビスマルクのプロシャ ●ウェッブ夫妻のナショナル・ミニマム論 ●税収を財源とするデンマークの福祉制度 ●高所得者の動向を分析したピケティの衝撃 ●逆進性が強いアメリカの所得税制 ●所得格差の大きい共産主義国・中国 ●日本の年収1000万円以上は5% ●アメリカ超富裕者たちの脱税率 ●日本の所得税の最高税率はどう変わったか ●家族の変化と福祉国家への道
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目次 |
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